さるさん、早く柿をとってよ、とかにがたのみましたが、さるは自分ばかり食べてしまって、最後に青い柿を投げつけ・・・
息子は、今までむかしばなしの絵本を読んでもあまり喜んでいない
感じでしたが、このさるかにがっせんは、紙芝居のカバーの絵を
見ただけで、面白そうだと言って、読んでほしいとせがんできました。
3歳の息子でもひきつけてしまう、若菜珪さんの絵は素晴らしい
なあと感心しました。
お話を進めていくうちに、かにが歌を歌うところが面白かった
ようで、息子は一生懸命紙芝居を見ていました。
かにがサルに柿をぶつけられて、死んでしまいますが
まだ3歳児には、よくわからなかったようで、『かにさん
割れちゃったね〜。小さいかにさん一杯出てきた。』と
驚いていました。
臼とはちと栗と牛の糞と子がにと針が、サルの家にかくれる
ところで、家の中のどこにみんながかくれているかを、
クイズのように進めていくので、息子は嬉しそうに『くりは
ここにいるよ〜。』と指をさしていました。
読み終わってからも、息子は『面白かった〜面白かった〜!』と
喜んでいました。
文を書かれた長崎源之助さんの作品の紹介が載っていましたが
「あほうの星」「ゲンのいた谷」「ヒョコタンの山羊」など
書かれているそうです。私は「えんぴつびな」しか読んだことが
無かったので、他の作品も読んでみたくなりました。
息子のお気に入りの若菜珪さんの他の作品も見てみたいです。 (ぷりこさん 30代・ママ 女の子8歳、男の子3歳)
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