火事で妻を亡くした大工のつねさんは、冬になると夜まわりを始めます。ある夜、こぎつねが拍子木を作ってほしいと、つねさんの家を訪ねてきました。つねさんは……。
ふりやかよこさんの優しげな絵に惹かれて、長女が借りてきた本です。
10年前、火事で奥さんを亡くした大工のつねさんは、冬の寒い夜に、夜回りをすることにしています。
ある晩、夜回りを終えたつねさんのところに、かわいいお客さんがありました。こぎつねが1ぴき、拍子木を作ってほしいとやってきたのです。
優しいつねさんと、かわいいこぎつねたちとの、ほのぼのとしたやりとりがあたたかく、また、人間の火の不始末から火事をおこしてはいけないと、反省させられます。
長女から教えてもらった、ふりやかよこさんという画家の、私もファンになりました。 (ぼのさん 30代・ママ 男の子9歳、女の子7歳、女の子2歳)
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