町かどの箱の上にいつも腰かけている80才のジムは、8才のデリーに、ゆり木馬号の船乗りだったころの話を語ってくれます。
ジムは引退した老水夫。町の人たちから愛されいろんなお下がりをもらっているジムは町角でみかん箱に座っています。
むかし船乗りだったジムは、デリーにいろんな場所の話をしてくれます。ジムの話はあっと驚くお話ばかりです。
揺り木馬号の航海で世界中を周り、南極から南の島からありとあらゆる所にジムは行きます。時にはダジャレ混じりのユーモアたっぷりに語られるお話の数々。英国人が海を愛する気持ちも伝わってきます。時代を想像させてくれる挿絵がまた素敵で気に入っています。 (ぼんぬさん 40代・ママ 女の子5歳、女の子1歳)
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