*英語版が、2012 Parents Choice Awards・ピクチャーブック部門で金賞受賞!
「その後のほんとのおおきさ動物園」連載中!(不定期更新/スピンオフ企画) 第7回 ゾウアザラシの丸子 第6回 新刊は「特別編」です! 第5回 ヒツジのデイジー&ヤギのタンカン 第4回 おしらせスペシャル 第3回 ホッキョクグマのピース 第2回 オオカミのキナコ 第1回 おひさしぶりです〜
テレビや新聞など、各メディアで紹介されて話題を呼んでいる“ほんとのおおきさシリーズ”最新作です! 今回で3作目となります「動物園」。 恒例の実物大写真で紹介するのは、ヒツジやヤギ、ウサギやモルモットなど身近な家畜やペットたち。 日本各地にある動物園には、たいてい、こうした動物とふれあえる「なかよし動物園」や「こども動物園」があります。 実は、ここは動物園の中で、子どもたちにいちばん人気のあるコーナーなのです。 それぞれの動物の“さわり方”も、これも恒例となった4コママンガで、くわしく紹介しています。
【編集者の声】 「なかよし動物園」をテーマにした児童書をつくることは、編集者としての私の念願でした。 日本で最初の、動物とふれあえる動物園は、1948年に東京・上野動物園の中に誕生しました。その頃、戦後まもない動物園には、大型動物はキリンだけしかおらず、あとは家畜ばかりでした。戦争のため、猛獣が処分されていたからです。 いっぽう、まちには、戦争で親も家もなくし、お腹をすかせた子どもがあふれ返っていました。子どもたちのすさんだ心を和らげるために、動物園が何かしなくては。そう考えた当時の古賀忠道園長は、動物の力を借りることを発案し、「こども動物園」が生まれたのです。 「こども動物園」の新しい試みは、子どもたちが動物と一緒に過ごしながら自由にさわれるようにする、というものでした。現在も受け継がれているスタイルです。開園にあたって、古賀園長は「開園する時期としては、いちばん不適当なときを選んだのかも知れない。しかし、私は、こんな時代だからこそ、このような施設も必要だと考えたのである」と飼育日誌に書き残しています。 戦争が終わって60年以上たち、確かに時代は変わりました。しかし現在もなお、子どもたちの周囲には、新たなストレスが絶えません。今こそ古賀園長の深い思いを噛みしめ、案じるときかもしれません。動物と一緒にいるときの子どもの笑顔は、昔も今もこれからも、変わらないはずだからです。 本書の最後のページに、現在の上野動物園園長・小宮輝之さん(監修者)からのメッセージを掲載しました。ぜひご一読ください。
同じシリーズでいくつか出ています。
これは「動物園」の動物シリーズで、ほんとの大きさの動物写真が載っていて、その動物についてのちょっとした情報やエピソードを欄外で紹介してくれています。
監修が上野動物園・園長でした。
園長さんに私は聞きたい、なぜ、この本で1番初めに登場するのが「ヤギだったのか!」
園内の地図が最初にのっているんですが、その順番でもなさそうだし「動物園」の紹介絵本で、1番手が「ヤギ」って、なんかすごく不思議な感じがしました。
「シリメンチョウ」の写真はちょっと迫力ありました。あごひげはやしたおじいさん?みたいな感じで、“ほんとの大きさ”を紹介する本なので、かなりアップに写っています。アップの「シチメンチョウ」は迫力あります。
作りが面白いので、参加型として読み聞かせでも使えそうです。 (てんぐざるさん 40代・ママ 女の子21歳、女の子16歳)
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