―グローバル化が進む現代、子どもたちに読んでほしい本を集めました! 最近、町でさまざまな国の人々を見かけることが多くなってきました。地域によっては、クラスの半数が外国から来た子どもたちという学校もあります。 いわゆる「グローバル社会」を生きる私たちにとって、異なる文化を互いに認め合うことが求められていきますし、その一方で、自分が暮らす国や地域の文化を見つめ直すことがますます重要になってきています。
本書は、子どもたちがさまざまな文化(多文化)に出会うための「扉」になるような絵本や小説、ノンフィクション、写真集、学習図鑑など655タイトル(シリーズを含む)をカラー写真で紹介するブックガイドです。
この本と出会って、まずは凝縮されている内容にびっくりしました。
読み聞かせって多文化社会との出会いの場所でもあります。
あまり違和感なく、なじみのない国や島のお話を読んでいたりします。
紛争の絶えない地域のことを絵本で学んだりします。
国を知ってはいるけれど、あまり理解できていない歴史や民族性を知ることができたりします。
そんな絵本、物語、いろいろなジャンルの本が、多くの執筆者の思いと、みごとな構成で紹介されています。
紹介されている本のあまりの多さ(655タイトルですか)は、じっくりと読む本ではないかもしれませんが、開くたびに新たな発見がある紹介本です。
児童書が中心ですが、私達読み聞かせをする者の下地としてとても参考になり、学習になる本です。
読み聞かせでの本選びツールとしてうってつけの本です。 (ヒラP21さん 50代・パパ 男の子14歳)
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