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ダウン症という障害をもったのんちゃんが,普通学校にかよって,りょうくんをはじめ,クラスのみんなと友だちになっていくお話。
表紙に描かれたのんちゃんの満面の笑みにひかれたのでしょう、娘が選んできました。ただのゆみこさんのダウン症のお子さんを主人公にした絵本です。
地域の小学校に通ってい、3年生になったところまでの様子が、「ぼく」というクラスメートの目を通して綴られています。のんちゃんの第一印象、のんちゃんに対する児童の様子、のんちゃんのすてきな所、ちょっと困った所、のんちゃんの手助けをしてあげたこと、のんちゃんに助けてもらったこと・・・のんちゃんに初めて名前を呼んでもらって、どんなに嬉しかったか。
のんちゃんは自然にクラスの中、そして学校の中にとけ込んで行ったようです。本に書いてあるよりも、大変だったのではないかとも思いますが、大変だったとしても、それも、のんちゃんと子供と大人が成長できるいい機会だったのでしょうね。
こんな暖かい、こころ穏やかな雰囲気が我が子に学校にもあるかしら?ないなあ。と、ちょっと残念に思います。この暖かさはきっと神様とのんちゃんがプレゼントしてくれたのですね。でも、この本を読んだら私も娘も暖かい気持ちになれました。のんちゃんありがとう。今も元気で幸せにしていますか? (えっこさん 40代・ママ 男の子11歳、女の子8歳、女の子4歳)
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