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白い花はおいしい実になり、おたまじゃくしはかえるになり、どんぐりは大きな木になる。ぼくの小さい弟は、大きくなったら何になるの。大きく育ってゆく喜びを、小さな子どもたちに届ける絵本。

ちょっと大きくなるっていうのは、寂しい気もして自分勝手に孫の成長を止めてしまって、昔の写真ばかりに魅入っている身勝手な私です。この絵本は絵が素晴らしくて色彩が清々しいので、前へ前へとやっぱり進んで大きくなるのはやっぱり素敵なことだと気づかせてくれました。美しい絵は、孫の美的センスを身に着けていける気がしました。 (押し寿司さん 60代・じいじ・ばあば )
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