おかあさんにおつかいを頼まれた女の子。でも「ふくがぬれちゃう」「あしがぬれちゃう」心配ばかり。なかなか出掛けない女の子がいざ出発!!の時の格好ときたら・・・!? 想像力のたくましい、ユーモア溢れる女の子の姿がとても可愛らしい絵本です。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
雨の日に、わからんちんの女の子がおつかいをたのまれました。「あしがぬれちゃう」「ふくがぬれちゃう」と大さわぎ。やっと、おつかいに出かけることになりましたが……。
この本は全体的に言葉も多くないのですが、とってもおもしろい絵本です。単なる女の子がお母さんに買い物を頼まれるというお話なのですが、女の子は雨が降っていて、出るのが嫌だとずっとタダをこねます。
でもお母さんは「長ぐつはけばいいでしょ」とか「カッパを着れば」と負けじと娘に話します。
私はそこで長靴やカッパや水中メガネなどをもってくるネコとねずみがかわいくて、気に入ってしまいました。全く、セリフは書いていないのですが、私は娘に読むときに「あ〜あしょうがないな、わっせ、わっせ」と勝手にセリフを作って読むと娘は大笑いしていました。 (ヒロマキさん 30代・ママ 女の子3歳)
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