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名作絵本を新装版で!講談社の創作絵本ベストセレクション 小さな駅に真っ白な雪が降り積もります。 田舎の小さな駅に、今日も雪が積もります。 町に行く人々、貨物列車から降ろされる荷物……。 駅の一日を、たんたんと描きます。 この絵本は、第2回講談社絵本新人賞受賞作『ゆき』を改題したものです。 第2回講談社絵本新人賞受賞 第18回ボローニャ国際児童図書展エルバ賞受賞
ゆきは、いつのまにか降っている。降り始めると、どんどんつもる。あっという間に一面真っ白になる。
そして、いつのまにか、街は静かになっている。雪は、音さえもきれいにその白の中に取り込んでしまう。聞こえてくるのは、時たま通る車が雪を踏みしめる音。チェーンの音。電線に積もった雪の落ちる音。
私の住んでいる地方は、雪は年に1、2回しか降りません。きっと雪国の人とは、雪に対する感じ方は違うと思います。でも、この本は、雪が降っているときの「音」までもあらわしているなあと感じました。 (モロビとコゾリテさん 30代・パパ 男の子5歳、男の子4歳、女の子1歳)
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