子どもが自立して行く姿を描いた絵本!
ハリネズミのトゲトゲぼうやが、友だちを探して森に出かけました。ところがトゲトゲのせいでみんなの遊びに入れてもらえません。がっかりするトゲトゲぼうやでしたが…。
<作者から> 子どもの日々はひとときの休みもない、成長の日々です。でも成長にはかならず、痛みがともないます。その成長の、痛みとよろこびを描きました。(今村葦子)
「トゲトゲだっていいじゃない、ねぇ?」とは
トゲトゲぼうやが出かけて行く前に息子がさらっと言った言葉。
1年ほど前に引っ越しを経験し、親はあれこれ心配しましたが
子供達のほうが細かいことを気にせず、ずっと前向きなのかもしれません。
いっちょまえに筑後弁を使ってお友達と話をしている息子を
たくましく思うと同時に、
「ピアニカが違う色だっていいじゃない!」、
「言葉がちょっと違ってもいいじゃない!」、
と声をかけ続けてくれた先生方やお友達に感謝をしなくちゃ
と思わせてくれた絵本です。
トゲトゲぼうやは些細なことでいじけたり、ふてくされたりしない。
こんな朗らかな子に、子供達は育って欲しいなぁと思います。 (yascoさん 40代・ママ 女の子13歳、女の子8歳、男の子4歳)
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