次から次に、捨て猫が持ち込まれたおかしきさんち。 どうしてみんなおかしきさんちに連れてきたのでしょうか? その理由は、木のようにゆったりとした空気の持ち主、長男・ふーの存在でした。 心がゆったりする一冊。
【著者紹介】 おのりえん:東京都に生まれる。作品に『むしばがいたいヤンダヤンダ』(偕成社)『よくばりぎつねのじろろっぷ』(福音館書店)『なかよしこぐままんなかに』(ポプラ社)『ののおばさんのゆびわのはなし』(フレーベル館)など多数。 はたこうしろう:兵庫県に生まれる。作品に『しりとりあいうえお』『なつのいちにち』(偕成社)『ショコラちゃんのおでかけドライブ』(講談社)『なかよしこぐままんなかに』(ポプラ社)『うんたろさん』『どうぶつブック』(フレーベル館)など多数。中でも『なつのいちにち』は書評に多数取り上げられ、話題となる。
・人気作家「おのりえん」と人気画家「はたこうしろう」の最強コンビ! ・リアリティあふれる物語に、お母さんからも共感をいただいているシリーズ。
すっかり、おかしきさんちの大ファンになった私達親子。
さあ、今日も賑やかなおかしきさんち。
朝食のプレートは全部同じなのに4人で取り合いの大げんか。
同じ男の子を持つ母としては、ふーまーいーふーが可愛くてたまりません。
なんでそんなことで喧嘩するかなぁ(笑)
さて、今回は捨てられていた子猫ちゃんが3匹、おかしきさんちに集まってきました。
『まほうのタオル』で猫を助けていた長男ふーですが、そんなふーの性格がこの1冊でしっかり分かりました。
ふーは癒し系なんですね。本当に木みたいで。みんな寄ってくる。
(きっと弟たちもね♪これぞ長男の器!?^^)
4兄弟と子猫たちの絡みも、それぞれ個性があって本当に楽しい。心がほんわかなります。
お父さんとお母さんのふかーい愛情があるから、4兄弟はこんなに生き生きしてるんだろうなぁ・・と。
子育てに疲れた時や行き詰まったときは開きたい。へたな育児書よりよっぽど元気が出て参考になる、本当に素敵な絵本です。 (環菜さん 20代・ママ 男の子6歳、男の子4歳)
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