ここにいると あんしんする
からっぽな気持ちをかかえて、なんにもする気がおこらないのうさぎさん。どれだけからっぽなのか自分でもわかりません。のうさぎさんはからっぽさ具合を表現してみようと、庭におおきなおおきな穴を掘りはじめました。
よかったです〜。
私もつい先日まで、ちょうどこののうさぎさんのような気持ちだったんです。
惚けてしまって、何にもやる気が起きない…。きっかけはただの風邪だったんですが、その間に水の中に沈んでしまったような感覚が身体から取れなくて。
この絵本を読み始めた時、のうさぎさんの独り言が、まるで自分の独り言のように思えてしまいました。
でも、自分の心の「穴」を表現しようとしている間に、すっかり元気を取り戻して、お友達の所に遊びにいくなんて、のうさぎさんの復活の早さに脱帽。
(ちなみに私は、仕事をしているうちに元に戻りました)
すごく短い絵本なのに、とても楽しめました。 (てんぐざるさん 30代・ママ 女の子10歳、女の子5歳)
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