うさぎが大好物のおおかみ・ゴンノスケ。そんなゴンノスケの目の前に、なぞめいたうさぎが1匹。なんとなくなつかしさを感じるゴンノスケですが……。とうとう運命の相手と出会ったゴンノスケ! さて結末は……!? シリーズ完結編!!
・作/きむらゆういちさんからのメッセージ
ゴンノスケシリーズがついに完結です! 思えば今から29年前のこと、夜ベッドに入って眠ろうとすると、突然オオカミとウサギの話が頭の中に浮んで来ました。依頼されてもいないのに次々に浮かんでくるストーリーが自分でも面白くて、ベッドから飛び起きるとすぐに原稿用紙に書き付けたのが始まりです。 その後もこのオオカミとウサギの話は、ボクの頭の中に住み続け、いくつかのエピソードをいろいろな雑誌に発表していったのです。 この世界をかたちにしたいという思いを実現させたのがこのゴンノスケシリーズです。 このとき、初めて“ゴンノスケ”という名前をつけ2003年に第1巻が発行されました。以来、お芝居になったり、イベントで朗読されたりしながら、巻を重ね、そしてついに8年の歳月をかけて今回全8巻の完結の日を迎えたのです。 ボクにとっては感慨もひとしお、ぜひこのゴンノスケをいつまでも可愛がってやって欲しいと願っています。
・絵/山下ケンジさんからのメッセージ
怒濤の大団円!! どうにかゴンノスケも落着いたようです。 さびしくなりますね。 長い間お付き合いをさせていただきました。 あっという間だった気もします。 原稿を受け取ってから本が出来上がるまで、いつもハラハラドキドキ。 とても楽しかった。感謝しています。 読み返せば、どの話も身につまされる思い。男子として……。 いつかまた違うゴンノスケに会えることを楽しみに。 まだまだ沢山の『想い』が、きむらさんの胸の内に詰まってるはずですから。 “食いてぇ〜!” あれ? 空耳?
ゴンスケの男心をいじり倒して、なんというミイミの大芝居でしょうか。
エサであるウサギにエサをもらって、芽生えた危険な恋心でした。
それでも、まさかの10ぴきの子どもを持つお母さんだったなんて、ゴンスケには強烈な押しかけ女房と、降ってわいたような大家族の始まりでした。
でも、子どもたちの本当のお父さんってどうしたのでしょうね。
突然現れたりしたら、ゴンスケはヘルパーさんに異動ですね。 (ヒラP21さん 70代以上・その他の方 )
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