20世紀前半に出版された「花の妖精たち」シリーズ全8巻に掲載されている、妖精のイラストと詩のすべてをまとめた愛蔵版。緻密な自然描写とイマジネーションが融合した、美しくて、可愛くて、懐かしい1冊。
19世紀の挿絵画家シシリー・メアリー・バーカーによる、詩画集、でしょうか。
かなりのボリュームで、詩にも難解な言葉があるので、
小学校高学年以上でないと難しいと思います。
ただ、画集のように眺めるのも、いいかもしれませんね。
たくさんの植物をモチーフにした妖精たち。
ネット評などを見ると、邦訳に際して、
植物名表記が正確でないところがあるようで、
少し残念です。
それでも、愛らしい妖精たちの美しさは色あせません。
子どもの頃お気に入りのカードのイラストが印象に残っていて、
表紙の絵を見てピン!ときて、即購入してしまいました。
帯によると、森永製菓のチョコレート、ハイクラウンについていたカードのようですね。
再会できたことに、感謝です。 (レイラさん 50代・ママ )
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