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ある山のふもとに、さよはばあさまと二人で住んでおった。ある日、ばあさまがけがをしてしまった。痛がるばあさまに、さよがおまじないをとなえると…。心温まる創作民話です。
作者のお子さんとの会話の中から生まれたというかわいいお話です
転んでしまってイタイイタイと泣く子供に「痛いの痛いのとんでゆけ〜」はもうおなじみのおまじないです
その痛いのが「小山のおにさん」に飛んでいったから、何も悪いことをしていないおにもたまりません
痛みが和むお風呂に入れてくれる実は優しいおにに親近感を覚えます
おだんごをお礼に送るところにも、これでもかという優しさを感じます
木版画の切り口に味があって絵本が魅力的です (風の秋桜さん 40代・その他の方 )
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