ゆめのスカイツリー

高さ634メートル！世界一高いタワー"東京スカイツリー”。
もうすぐスカイツリーが完成する、完成したら世界一。
この「世界一」ってひびきに子どもたちがワクワクしないはずはないのです。

子どもたちの夢には自由な姿をしたスカイツリーが出てきます。
エッフェル塔を肩車したり、逆立ちしちゃったり、立ち泳ぎしていたり！？
お花が咲いたり、おじいさんになっちゃったり。
まるでスカイツリーが自分たちのおともだちみたい。この感覚、すっごく楽しそう！
長い時間完成を待ちわびているうちに、子どもたちの想像だってどんどん育っちゃう。

そして。夢のスカイツリーから現実のスカイツリーへ。
愛らしいスカイツリーからリアルなスカイツリーへ。accototoさんの絵も一緒に、後半はがらっと変わります。
スカイツリーを題材にこんな事を描いちゃう谷川さん、本当にすごい。
いや、スカイツリーが現実になったからこそ生まれた話なのかな。
出来上がりを待ちわびる楽しさと、本当に完成しちゃった驚きとを両方味わえる、この瞬間の子どもたち。
夢と現実が一緒になるっていうこの感覚を、宝物としてずっと大切にしていってほしいですね。
もちろん、大人の私だってこの時代に生きていることが嬉しくなっちゃいました。

（磯崎園子  絵本ナビ編集長）

谷川俊太郎×accototo（ふくだとしお+あきこ） が描くスカイツリー
ゆめのなかでは、おともだち。なかよくしようね、のっぽさん。ひるもよるも、ごくろうさん。

ゆめみたよ スカイツリーがさかだちしてる ゆめみたよ――世界一高いタワー、スカイツリーが、
エッフェル塔を肩車したり、おじいさんになったり！
谷川俊太郎×accototo（ふくだとしお+あきこ）のユーモアあふれるスカイツリー。

ゆめみたよ、スカイツリーに怪獣ノボリンボーがのぼってゆく。ゆめみたよ、スカイツリーがエッフェル塔を、かたぐるましてる…。谷川俊太郎×ａｃｃｏｔｏｔｏが描くスカイツリー。

計り知れない数字