本当によい会社とはどんな会社か。全国から注目されている素敵な会社を紹介する、将来の仕事選びに役立つシリーズ。本書では、軽消防ポンプ自動車を開発した会社など、地域のためにはたらく会社を紹介。
会社の目的は営利ではなくて、社会に貢献することである。
何かでそのように語られている本を読んだことがあります。
社会に理解されることが、会社力なのでしょう。
とはいっても、会社が小さければこれが大きなハードルとなってしまいます。
この『小さくても大きな日本の会社力<4>』では、地域のために働くという観念で、軽自動車をベースにした消防車、小さな旅館のおもてなし術、北海道内でしか販売されない洋菓子、利用者の希望の先にそった傘づくり、と様々な観点から、地域・社会に密着したサービスを展開している会社が紹介されています。
それぞれが、ユーザーのニーズを第一に考え、具現化したことで、社会から認知され成功した会社です。
この視点はとても重要だと思います。
自分の将来はお金だけではないのだから、やりがいのある仕事を見つけてほしい。
そう考えると、日本の会社で大半を占める中小企業の、きめの細かさと、中小企業だからこそできるこまわりが提示されている本はとてもありがたいと思いました。
(ヒラP21さん 50代・パパ 男の子15歳)
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