ここは見わたすかぎりのキャベツ畑。やってきたちょうちょにくすぐられたキャベツのくすくす笑いが、隣のキャベツに、その隣のキャベツに、そして畑に住む生き物たちにと、どんどん広がっていきます。キャベツ畑を舞台に、笑いが波のように広がっていく大騒動を、流れるような文章と、愉快でおおらかな絵で描きます。
かわいい表紙にひかれて読んでみました。きゃべつがくすくすと笑う様子が、想像できてしまうような素敵な絵。気が付けば、読みながら、こっちまで顔がゆるんでしまってました。楽しい笑いがひろがっていくのは、素敵なことだなあと。笑顔になれる絵本です。 (あんじゅじゅさん 50代・その他の方 )
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