
小学3年生の孝太は、入院しているお母さんを励ますため、運動会のリレーでがんばろうと誓いました。でも運動会当日、お母さんは体調が悪くて来られません。落胆する孝太と親友の亮介が考えた、お母さんを励ます方法とは――? 自分ががんばれば、お母さんが元気になる――。そう信じて力いっぱい走る主人公が健気です。母と子の絆と、少年たちの友情に胸が熱くなります。
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お母さんが病気になって入院。
心配で心配でたまらない孝太が、考え抜いた末に思いついたのは、「リレー選手になって、頑張る姿をお母さんに見せること」。
もうこれだけで親としては涙が出てしまいそうなほどです。
けれど当日の運動会での孝太の様子を見ていると、心配でたまらない気持ちは分かるけれど、「見て欲しかった」という気持ちが強かったのかなぁとも思えました。
他のお友達には保護者が沢山来ているから、余計につらい気持ちが増してしまいますよね。
でももう3年生。
辛さを乗り越えていく姿も見てみたかった。
そんな風にも思えてしまいました。 (hime59153さん 40代・ママ 男の子8歳)
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