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なんきょくでまいごになっているところを日本の船に助けられ、長崎の水族館にやってきたペンギンの子、フジ。子もりをするペンギンとして、そのやさしい性格からみんなにしたわれたフジの一生をえがきます。
本当にあった話しです
鶴見さんのフジに対する思いが 優しく、フジの一生を描かれたのだと思います
絵は書道家の赤岩保元さん フジの優しさがほんのりつたわる絵です
逃げ遅れたペンギン 南極でさかなを捕っていた日本の船が見つけ長崎水族館へ(運命の出会いですね)
飼育係の田中さんたちに守られるのですが・・・
ペンギンたちから仲間はずれにされます。 種族が違うので・・
でも 優しいフジは おうさまペンギンの赤ちゃんに慕われるのです
赤ちゃんは 種族の違いではなく 優しいフジにだっこされて、フジの足の上にのってくるのです
赤ちゃんたちは、本物をちゃんと見分けられるのですね
フジはみんなから認められ 独りぼっちでなくなるのです
飼育係の人たちもホットしたことでしょう
フジは28年5ヶ月もの長い間生きたのですね(人間の年齢では100歳をこえている)
南極から独りぼっちで日本へ来たフジの生き方に感動しました
フジをそだてた飼育係の人たちにも感謝です
あとがき(神沢利子さん)
鶴見さんの生い立ちを知りました
鶴見さんの雨降りくまのこの絵本も読みました 詩をたくさんかかれているのです
鶴見さんの優しさとフジの優しさがダブります
そして お話しでどのように生きていくのがいいのかを教えてくださっていると思いました (にぎりすしさん 60代・その他の方 )
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