「まあるい かたち、なに いれる?」 まずは、まるい円の中に泥んこになった靴下をポン! 泥んこのぼうしもポン! ついでにシャツも、ズボンも、パンツもポン!ポン!ポン! さらさらっと洗剤をいれて、ざぶざぶざぶとお水をいれたら・・・ まるが回転!!ぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐる〜 わかった!このまるって洗濯機だったのね。
ぐるぐるまわる洗濯機に、目をクルクルさせて夢中になる子どもたちが目に浮かびますよね。 いろいろなものがぐるぐるとまわる様子を楽しく愉快な絵本にしたのは、『ジェリーのあーな あーな』『ぐるぐるカレー』の矢野アケミさん。『ぐるぐるカレー』にひきつづき、毎日の生活の中で見つけた「ぐるぐる」をリズミカルで軽快な言葉にのせて表現しています。特に、「ぐるぐるぐるぐるぐる〜」が円のまわりを縁取るように描かれたページは、子どもたちも夢中になって、呪文のように口々に唱えてしまいそう(笑)!
絵本で「ぐるぐる」を楽しんだあとは、ママのお洗濯のお手伝いもすすんでできちゃいそうですね。
(富田直美 絵本ナビ編集部)
昨年発行の『ぐるぐるカレー』人気に応えての続刊です。 子どもたちがおもわず手をのばし、まわしたくなる「ぐるぐるえほん」シリーズ、今回は、洗濯がテーマ。こどもは、洗濯機に興味津々。よごれた衣服をぬぐことも、日常なので共感を呼ぶことと思います。 「まあるいかたちに なに いれる?」という呼びかけのあとに、マルの中に、つぎつぎに入っていくのは、くつした、ぼうし、シャツ…どんどん脱いで入れていきます。まだまだいろいろ入ったあとに、「ぐるぐるぐるぐる」がまっている! まるい形に指をあてて、ぐるぐるぐるぐる〜〜と体をつかって楽しむこともできます。 ぬぐときのしぐさや、「すっぽすっぽ」「むぎゅむぎゅ」などの擬音も楽しめます。
洗濯機を回すお話です。
着ていた物を1つ1つ洗濯機の中にポン!っと入れたり、洗剤や水を入れたり、洗濯する過程が描かれている絵本はあまり無い気がするので新鮮でした。
”ぐるぐるぐるぐる……”という言葉と共に回っているので、読んでいてちょっと目が回りそうです(苦笑)
子どもたちに読み聞かせてあげたいオススメの一冊です☆ (さくら嵐♪さん 40代・せんせい )
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