前作「ぎゅっ」のママを恋しがる愛らしい姿で、小さい子から大人まで多くの人の心を掴んでしまったさるのじょじょくん、再び登場です。 大きな森の中をひとりで散歩していたじょじょくん、少し心細くなってくると森の動物たちが次々と「たかいたかい」をしてくれました。でもあんまり高くなりすぎて・・・。 最後はやっぱりママの登場です。親子の愛情や、一緒にいる幸せが素直に直接伝わってきて小さい子が読んでもとっても安心できるおはなしです。 でも何といってもこの絵本のもうひとつの魅力は、動物たちの豊かな表情かもしれません。森の中に一緒に住んでいるぞうさんやきりんさんの顔とじょじょくんの顔が大きく描かれて、そのやりとりする表情がとっても優しくてこちらまでうれしくなってしまいます。もちろんじょじょくんのちっちゃくてあぶなっかしい存在感が親にはたまらないのですが。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
大きな森をひとりでおさんぽしているうちに、なんだかこころぼそくなってきた、こざるのジョジョくん。するとみんなが次々に、たかいたかいをしてくれました。ところが、あんまり たかくなりすぎて、たいへん! あぶないところを助けてくれたのは…? 人気絵本『ぎゅっ』のジョジョくんが、またまた活躍。ちっちゃくてもママがいればしあわせ。子どもの心にまっすぐひびく絵本です!
久々にこんなにかわいくてきれいな絵本を見ました。ジョジョちゃんかわいすぎです!!自分が他の人よりもちっちゃくてしょぼんとしてるところなんてもうきゅーーーんって感じです!! (ナタルさん 10代以下・その他の方 )
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