ぼくは、とってもこわがりなんだ。くらくなってくると、まどからなにかのぞいでいそう。頭をあらうとき、うしろになにか、いるような気がする。ねるときに明かりを小さくすると、電気のかさのかげでなにかがうごく。そしておふとんの中にもぐりこむと、こわいものがまわりにいっぱいあつまってくる。こわい、こわい、こわい……そしてついに、こわいドンがやってくるんだ! 想像力豊かな幼い子の心情をユーモラスに描く絵本です。
まったく同じでした。
私も子供の頃、いやちょっと前まで夜が苦手でした。
この男の子のように、ありもしないよからぬ想像で
頭がいっぱいになり、怖くて汗をダラダラかきながらも
布団をかぶって寝てました。
ちょっとした音、光。
よくあることなんですが、こどもの頃は
今よりもっともっと想像豊かだったので、
ホント怖かったことを覚えています。
そういう気持ちがそのまま描かれた絵本なので、
子どもにも通じますが、子供から大人、大人から
親になった方にも通じると思います。
武田さんのかわいい絵でかかれたおばけみたいに
カラフルでかわいかったらいいですけどね! (ジョージ大好きさん 30代・ママ 男の子5歳)
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