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ごんぎつね」 ママの声

ごんぎつね 作:新美 南吉
絵:黒井 健
出版社:偕成社 偕成社の特集ページがあります!
税込価格:\1,540
発行日:1986年08月
ISBN:9784039632708
評価スコア 4.86
評価ランキング 60
みんなの声 総数 72
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49件見つかりました

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  • 何回読んでも涙です。

    • KANAさん
    • 30代
    • ママ
    • 宮崎県
    • 女の子9歳、男の子6歳、男の子3歳

    数あるごんぎつねの中でも
    この黒井さんのものが一番好きです。
    色の描写や ごんの境遇 気持ちの変化
    小さい子だけでなく 文学作品として読むにも
    十分手応えのある作品だと思います。

    長男(6歳)は大泣きでした。

    わたし自身 何回読んでも 切なくなります。
    でも,ごんは 最後に兵十に気づいてもらって
    幸せだったのかな・・と思ったり・・。
    死んでしまって 不幸だったのではないか・・・とか
    ・・読むたびに大人のわたしも考えてしまいます。

    黒井さんのノスタルジックな絵が 作品の雰囲気をよく出していると思います。

    投稿日:2007/01/06

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    3
  • 忘れられないお話

     子どもの頃、このお話を読んでとても悲しかったのを憶えています。しかし、何度となく読んでいた本でした。「てぶくろをかいに」を、最初に読んで黒井健さんのすばらしい絵に感動し、数あるごんぎつねの中から購入するならと迷わずこれを選びました。

     本棚にしまって私が楽しんでいたのですが、兄が読んでと持ってきたので少し迷ったのですが(兄はとても感受性が強い子なので)読むことにしました。ジーッときいていたのですが、最後のごんが兵十に殺される場面で涙をぽろぽろ流して、「兵十が悪い、なんでなんで」ととても悲しませてしまいました。

     この物語は、読む年齢やそのときの自分の状態によって、解釈のしかたがさまざまで自分でもいろんな発見があることに驚かされたのですが、兄にも忘れられない絵本になったようです。読んだ夜中に突然目ざめて、「兵十のばか。なんでごんを・・・。」と泣きながら何度もくりかえし言っていました。もう少し大きくなったら、次はどんな感想がでてくるか楽しみです。

    投稿日:2007/01/05

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    3
  • ごんぎつねを買うなら、ぜひこの絵本を

    昔、黒井健さんのごんぎつねが出てすぐに買いました。
    ごんぎつね自体は赤い鳥時代から好きな絵本でしたが、
    このお話に、黒井健さんの絵はぴったりです。

    小学校教諭でもあった作者の新美南吉が言っていたのは、本当に
    子どもが喜ぶお話というものは、大人も感動する話である・・と
    いうことでした。
    その意味で、この本はまさに子どもも大人も感動する話です。

    優しい気持ちはときとして、報われないときもあるし、気付いてもらえないときもあるかもしれないけれども、それでも、その
    尊い心を大切にしてほしい・・という気持ちがこめられているように思います。

    投稿日:2006/12/26

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    3
  • 美しい世界

    『ごんぎつね』の舞台となった町に住んでいます。

    秋になると、川沿いに美しい彼岸花が咲き
    ひょこっと「ごん」が出てきてもおかしくないくらい
    のどかな景色です。

    この作品は、小さい頃から何度も読んでいますが
    挿絵によって、作品のイメージもかわるんですよね。

    こちらの黒井健さんバージョンは、
    本当に美しく幻想的でうっとりします。
    大人も楽しめる『ごんぎつね』です。

    その時の気分や、読む相手にあわせて
    いろいろなバージョンの『ごんぎつね』を
    読んで欲しいと思います。

    投稿日:2011/08/19

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  • ひとり残されて

     教科書にものっている、お話です。このお話は、たくさんの画家さんとの絵本になっています。

     兵十は、母親を亡くし、ごんとも永遠の別れをしてしまいます。
     ひとりのこされて、どんな気持ちでいたんだろうと思うと、せつなくなります。
     人生には、どうしようもないことがあるんだと、教えてくれます。

     濃淡とぼかしが美しい絵は、深みがあります。ごんのしぐさがいきいきしています。
     ゆっくり読んで、じっくり味わいたい絵本です

    投稿日:2011/08/17

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    2
  • 思い出の一冊

    読むたびに、切なく悲しいお話に涙がこぼれます。
    黒井健さんの優しく美しい絵も印象的で、私にとって思い出深い本です。

    長男が4才のとき初めて読んだのですが、「ごんが、かわいそう。」と毎回涙をこぼしながら聞いていました。3〜4回くらいも読んだでしょうか。「涙がでるから、このお話は読まない!」と言われ、しばらくの間封印することになりました。封印を解いたのは次男が4才のとき。母としては長男と同じ反応を期待したのですが、次男には『お母さんとお兄ちゃんが泣いた本』とのイメージが強かったのでしょう。一行読むごとに「お母さん、涙でた〜?」とニコニコと私の顔をのぞきこむばかりで、まったくお話が進みません。とうとう、次男への読み聞かせはあきらめてしました。
    長男はいまだに「悲しいお話だよね。思い出しても涙がでる。」と言うのですが、次男の方はシラケ顔です。
    次男が評価すれば ☆1つなのでしょうが、それは無視!!
    お話も絵も心に残る ☆10こ(長男+母)の本です。

    投稿日:2009/06/09

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    2
  • やさしい絵

    新美南吉ゆかりの地に住んでいることもあり、なじみの深い絵本。
    息子が生まれる前からこの絵本を買っていて、そのとき改めてごんぎつねの悲しい生涯を理解しました。

    この絵本を買うとき、ごんぎつねはいろいろな方が絵を描かれているので、何種類も店頭に並んでいました。絵が気に入ってパッと見た感じでこの絵本を選びましたが、正解でした。とてもやさしい絵なんです。

    まだ文章が長くて息子はなかなかじっと聞いてくれませんが、これから何回も読み聞かせしたいと思っています。

    投稿日:2011/10/06

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    1
  • イメージ通りの絵

    子供の頃に読んだことがある話ですが、絵本ではなかったと記憶しています。そんな話の場合、絵本を読むと自分の持っていたイメージが壊されてがっかりすることもあるのですが、この絵本はむしろ昔の記憶を鮮やかにしてくれました。

    世の中に起こる多くの無情なこと(のほんの一例)を題材にしたお話ですが、心に重く残ります。子供がこれをいくらか理解するようになるのは小学生以降だと思いますが、きっと読んで欲しい本の一つです。

    投稿日:2011/09/07

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    1
  • 絵とお話の相乗効果

    「ごんぎつね」は小学校の教科書に載るくらいですので
    いわずもがなの名作です。
    お話だけでも泣けるのですが、この黒井健さんの
    絵がまさにこのお話の全ての魅力を一番引き出しているように
    感じます。
    このお話と挿絵の出会いは双方にとって素晴らしい
    相乗効果を生み出し、読む人を感動に包んでくれます。

    「絵本」の絵と本は1+1=2ではなく1+1=無限大にしてくれる
    のだと改めて感じさせてくれる、絵本です。

    この絵本は海外の方にも是非味わっていただきたいです。

    投稿日:2011/09/07

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  • 「ごん、お前だったのか…」

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子16歳、女の子11歳

    このお話は、光村図書出版を使っている小学校では(今は)4年生の教科書で習います。
    我が家の子どもたちも4年生の頃習いました。
    確か上の子のことは、授業参観で発表するのだと、自分のパートを暗記して覚えなくてはならないと、ラストシーンの「ごん、お前だったのか。いつも栗をくれたのは」を、何度も何度も練習していたので、
    私の頭には「ごんぎつね」というと、「あぁ、ごん、お前だったのか…。」の“あれね”と、インプットされてしまいました。

    それにしても、改めて読むと、この黒井健さんの描かれた「ごんぎつね」の世界は背景のススキや石垣まで、ごんの心の中を映すように美しく世界だなと、思いました。
    この絵本を読んであげるのなら、お子さんが学校で習う4年生の前後で、ゆっくりご家庭で味わってみてはいかがでしょうか?

    投稿日:2011/08/28

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