子供より一足早く全ページ試し読みで読ませていただきました。
かべがあって、動物がいろいろでてきて、
なんだか可愛らしい絵本だな、という印象でしたが、
内容は全く違いました。
いつもそこにいて、近くにあるけど、なかなかありがたみがわからない、
疲れたときも、つらいときも、そっと何も言わず寄り添ってくれて、
目標になったり、元気をくれたり、なにかのきっかけをくれたり、
読んだ後ジーンとしたのは、私が親だからだと思います。
何かあっても根ほり葉ほり聞くのではなく、
そっと寄り添う優しさがどんなにほっとするものか、
教えてくれる素敵な一冊です。
私も二人のこどもにとって、こんな壁のような存在でありたい。
といいつつ、いつもいつも、お小言で怒鳴ってばかりなんだけど(苦笑)。