最近レオ・レオニさんの絵本にハマって、次から次に読んでいます。
この本の主人公は、ねずみのティリー。
レオ・レオニさんの絵本には、ねずみが主人公のものが多いですよね。
芸術家のフレデリック、音楽家のジェラルディン、ぜんまいねずみになりたかったアレクサンダ・・・。
このティリーは、また違った個性の持ち主です。
皆がその存在に全く疑問をもたなかった、目の前の大きな壁。
ティリーはその向こうにある世界を見たくて、どうにかして壁を越えようとするんです。
ティリーは、壁を越えることが出来るのでしょうか・・・?
レオ・レオニさんの絵本はどれもそうなんですけれど、物語の中にとても深く心に響くものがあるんですよね。訴えかけてくるものというか。
この本も、好奇心、行動力、そして発想の転換がどれだけ素晴らしいものかを伝えてくれます。
とても素敵な絵本、お勧めです。