雅子様が思い出深いというこちらの絵本。読んでみて、評価が割れるのが何だか納得・・・。
カラーとモノクロの繰り返しや、独特の雰囲気。好みが分かれそうです。
娘の反応はとても良かったです。寝る前に「今日はこれ」と選ぶくらい、気に入った様子でした。
「おやすみ、おつきさま。おやすみ、こねずみさん」と呟きながら読み、
そのあと落ち着いて眠りに付くことが出来ました。
私は、最初1人で読んだ時は「う〜ん、微妙?」。
部屋の色々なものに「おやすみ」の挨拶をしていくのは何とも穏やかで素敵な雰囲気。
でも、おかゆだとか手袋だとか、随分脈絡がないように感じたのです。
原文だと韻を踏んでいるのですね!その良さが生かされないので、
名作なら何でも翻訳すればいい、という訳ではないのだなぁ・・・。なんて思いました。
でも、娘の反応を見ながら読むと「なかなか良いかも」と思えて。
こういう雰囲気の絵本が苦手でない子には、オススメと言えそうです。