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前から、気になっていた本です。子どもにとっても身近な存在であるおじいちゃんの死について、子も親も、深刻にならずに考えることのできる本だと思いました。 エリックの前におばけになって現れたおじいちゃん。おじいちゃんがおばけになったのは、この世に忘れものがあるから。この忘れものをさがしに、エリックとおじいちゃんはいろんな思い出を拾い集めます。一つ一つを自分の経験のように読んでいると、胸があつくなりました。 おじいちゃんが忘れていたのは、大事なエリックにさよならを言うこと。おじいちゃんときちんとお別れができたエリックに、死と向き合い、それを乗り越えられた成長がみられました。 「死」をテーマにしたお話は、小学校の朝の読み聞かせには不向きなような気がしますが、この本は、読み終わった後に安堵感や幸福感があるので、読んでみようかなと思いました。
投稿日:2007/10/30
おじいちゃんが亡くなりました。ママは「おじいちゃんは、天使になる」といいます。パパは「土になる」と、現実的なことをいいます。こんなふうに答えがちがうことも、けっこう大事なことなのかなと思いました。 おじいちゃんはエリックに「さよなら」をいうために戻ってきたのです。もしかしたら、死んだ人はみんな心残りがあるのかもしれないです。 エリックはおじいちゃんとちゃんとお別れができて、すっきりと気持ちを切り替えられてよかったです。おじいちゃんのようなおばけなら全然こわくないし、いつでも遊びにきてもいいよ、と子どもはいっています。「死」をテーマにしたお話ですが、とてもやさしくあたたかい気持になります。この本を読んでおくと、現実に死と直面したときに心の支えになってくれると思いました
投稿日:2007/09/08
この本を5歳の息子に読んだとき、自分も死ぬのか?、またみんなこんふうにさよならするのか?と訪ねてきました。いろいろな意味でのさよならがあるけれど、本当に最期を表す言葉だと教えました。わが家には、祖父母がいますので、この絵本の中のおじいちゃんと自分のおじいちゃんが重なり、かなりリアルだったようです。 命の火が消えることは人間として当たり前なんだけど、その様子を孫に挨拶することを忘れたと言って、最期を知らせるところが感動します。 最期の、おじいちゃんの文句は、読み聞かせしている私が、涙声になっていました。息子は、そんなことがよくあるので、かなしい、せつない、なんか感動しているんだなと感じてくれました。 明るい最期のあいさつをとおして、死を教えてくれる本でした。
投稿日:2007/05/10
ウチの娘もおじいちゃんの事をじいじと呼んでいるので何だか感情が入ってしまいました。 じいじがおばけになったわけ・・・この世に忘れ物をするとおばけになってしまうという表現がとってもいいなと思います。 そしてじいじとエリックの深い絆に感動・・・。 すてきな絵本です。
投稿日:2007/05/08
死を扱ったお話はシリアスな展開が多いのですが、 この絵本はおじいちゃんがおばけになるという少しユーモラスな視点で よかったです。 珍しく夫が手にとって眺めていました。 大好きなおじいちゃんが死んでしまったことが理解できないエリック。 両親は天使になったとか、土になったとかいうけれどまだわかりません。 そんなエリックのところへ、おばけになったおじいちゃんがやってきて・・・。 おばけになったわけ=わすれものは一体なんだったのでしょう。 死を受け入れる過程が丁寧に描かれているのではないでしょうか。 心に染み入るお話です。 「おばけ」の訳出が少し引っかかりますが、 原書はデンマーク語なのでさかのぼれません。 でも表紙を見ると、「おばけ」のニュアンスがうまくあらわされているようですね。
投稿日:2007/04/20
娘自身が学校の図書館で借りてきた絵本です。 実は・・・うちの本棚にもあったので私は先に読んでました。 さて、娘の感想は・・・ おばけになったおじいちゃんが壁を通り抜けたり おじいちゃんと孫にしかできない会話を楽しんだりするところが 2人の関係を感じさせ、ラスト部分のおじいちゃんが忘れた たいせつな物は、とても心をうつ内容だったようで うっすら涙も。私自身も1人で読んだとき同じように感じました。 いつかは必ず直面する死。 娘も私も、しに対して見つめる機会が持てたおはなしでした。
投稿日:2007/04/03
エリックには、じいじと呼んでいた大好きなおじいちゃんがいました。でも、じいじは、道で倒れてなくなってしまったんです。 ところが、そのじいじ、夜になると、おばけになって、エリックのもとを訪れるようになります。 この世に忘れ物があると人はおばけになるという。でも、エリックにも、じいじにも、その忘れ物が何なのかわかりません。 毎夜、2人は会って、思い出話をし、じいじがこの世に何を忘れたのか、その忘れ物を探すのです。 人はいずれ死ぬ。でも、それを受け止めるのは、なかなか大変です。大人であっても、子供であっても。 じいじは、エリックにたくさんの思い出を残し、さよならを告げて、旅立っていきます。 エリックは、おばけのじいじと最期のさよならをすることで、じいじの死を受け止めることができたんだと思う。 とてもとても心に残る絵本でした。 人に歴史あり、というけれど、おばけのじいじとエリックが語り合う思い出は、生活の中にあるごく普通の出来事で...でも、その1つ1つが、エリックにとっては、じいじとすごした大切な時間であり、思い出であり... 文章はけっこう長めなので、4歳の息子には、少し難しかったようです。でも、小学校1年生の娘は、最後までしっかり聞き「とてもいいお話だったね。」という感想でした。
投稿日:2007/03/20
おじいちゃんがおばけになったわけ なるほど・・そうかと納得のわけがありました。 私の想像とは違っていたけど、でも納得です。 おじいちゃんを大好きなエリック エリックのことが大好きだったおじいちゃん おばけになったおじいちゃんに会えるのはエリックだけ なぜエリックだけなのか・・ 大事な人の死を受け止める事を無理なく教えてくれる本でした。オススメです。
投稿日:2007/03/15
子どもには「死」の絵本をまだ読み聞かせていません。 この絵本も一人で読むつもりでしたが、息子が聞きたいというので読み聞かせてみました。 やはり、理解はしていませんでしたが、おばけになって、壁をとおり抜けるところが面白かったようです。 「死」を題材にしているのに、ユーモアがあって重くない作品。 その上、感動してほろりと涙が出てしまいます。 エリックの大好きなおじいちゃんがおばけになって目の前に現れます。 『おばけの本』によると、「この世に忘れ物があると、人はおばけになる」と書いてある。 エリックとおじいちゃんは忘れ物が何なのかを探します。 さて、何だったのでしょう? エリックのことが大好きなおじいちゃん、おじいちゃんのことが大好きなエリック。 いつまでも、二人の心の中にはお互いがいるのでしょう。 もう少し大きくなったら、またこの絵本を読み聞かせしたいと思います。
投稿日:2007/03/13
「死」という重いテーマをあつかっているのに、 なぜか全然おしつけがましくないところが、 この本の最大の良さだと思います。 しかもとってもあったかくて、読後感がさわやか。 4年生と5年生の教室で読みました。 じーっと聞いてくれました。 おかしいところではクスクス笑いも。 「じいじ」とエリックの表情がとってもいいので、 本当は手にとって読んでみてほしい。 「じいじ」の、おばけになってしまった戸惑いの顔、 恐い声を出してみせるいたずらっこの顔、 思い出を語る穏やかな表情、 最愛の孫を見つめるまなざし・・・。 ラスト手前でポロッといくのは我慢できたけど、 口がひんまがってやっぱり泣きそうになりました。 たぶんもう少し下の学年でも読めそうです。
投稿日:2007/03/02
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