スーちゃんは、窓に花模様のカーテンのかかった、黄色いドアの家に、パパとママと住んでいました。
ある日、お人形と遊んでいたスーちゃんは、お人形のバースデイケーキを作ろうと思い立ち…。
スーちゃん親子の日常を書き留めた、9つのお話が入っています。
純真でまっすぐな心をもつスーちゃんと、スーちゃんを温かく見守るパパとママ。
親子、そして夫婦のぬくもり(思いやり)のすばらしさが、ページを通して伝わってきました。
どのお話も、読み終わって、とても優しい幸せな気持ちに包まれました。
小2の娘にと、図書館で借りてきました。
娘は一気に読みました。娘のあと、私も読みました。
中川李枝子さんの訳なんですね。
原作のすばらしさに、中川さんのセンスを加味した、素敵な一冊だと思います。
読みやすい文章、やさしい雰囲気の挿絵、スーちゃんの温かさが伝わる装丁。どれをとっても文句なしです。
近いうちに、わが家の本棚に「スーちゃん」を迎える予定です♪