もうじきあの3月11日から1年が経過しようとしています。
あの日以降、思ったのは日常の何気ない日々のありがたさと生きていることの奇跡でした。
最近、ふと思ったのは子どもに関わる人がする読み聞かせとは、根底に子どもの健やかな成長を願う祈りがあるのではと。
ちょっと大げさかもしれませんが、『幸せの絵本 家族の絆編』が出版されてからは余計にそう思うのです。
絵本ナビに投稿以来5年が経過し、自分の子育ての期間10年の半分がレビュー投稿期間になりました。
この本に初めて出会った時、パソコン画面でレビューを読むのとはまた違った感動がありました。
それはやはりプロではなく、普通に子育てをしている人たちの身近な声が載っていること。
専門家が出している本にはない魅力は、親が子どもに手渡したい本がこの本には紹介されていることだと思います。
ずっとレビューを投稿されている方には会ったことはなくても、文章からその人となりと優しさや温かさを感じます。
『幸せの絵本』というタイトルもぴったりで、親子で絵本を通して本を読む時間は、今も私にとって至福の時間です。
息子が10歳になった今でも読み聞かせは続けていますが、いつかは終わるこの読み聞かせの時間の幸せをかみしめつつ、親子で楽しい時間を過ごしていけたらと思います。
もしまだこの本をご存知ない方がいたら、こんな風にお勧めしたいなあと思います。
「ようこそ幸せの時間へ」。