ぐるんぱは、初めはすごくきたなくて、くさいおおきなぞうでしたが、さいごはとってもすてきな幼稚園をひらきます。
これはぐるんぱががんばったのありますが、周りのともだちが元気づけて、勇気づけてくれたからなのです。ぐるんぱは色んな仕事をするのですが、どの仕事も大きく作りすぎてうまくいかず、「もう、けっこう」と追い出されます。でもその大きく作りすぎたものがすべてすてきな幼稚園に生かされているのです。何事も諦めずにいくと、きっといいことがあるとこの絵本では言いたかったのではないかと思います。
子供向けのかわいいお話なのですが、仕事でうまくいかず悩んでいる大人にとってもちょっと勇気づけられるのでは…と思ってしまいました。
なかなか深い絵本だと思います。