大工のビーバー親子のお話です。
父のバクルザルは、ビーバーの家つくりの名人で質実剛健な家を作っています。
でも、息子のベンは新しいものを作りたくて、塔の家を作ることを提案するのですが、バルクザルは聞く耳を持ちません。
これって人間社会でも良くある話で、過去のやり方だけに固執してしまった例だと思います。
そして、分かり合えないまま、別のスタイルの家を作るようになってしまいます。
そして台風が来て得た教訓を元に、再び一緒に新しいスタイルの家を完成するのです。
現在のやり方だけにこだわらず、やってみることの大切さを教えてくれる絵本です。
変化を恐れない気持ちは大事にしていきたいし、今やっている行動についても常に疑問を持っていきたいものです。
分かりやすいお話なので、オススメです。