レオ=レオニの本は、ねずみ主人公定番。
カタツムリってちょっと毛色が違うなぁと思いました。
ちびかたつむりが
「大きくなったらせかいいちおおきなうちがほしいな。」
と言ったら、
おとうさんが話してくれたのは、大きなうちをもったかたつむりの話・・・。
「邪魔にならないようにうちを軽くしておくんだよ。」
忠告も聞かずに、どんどんうちを大きくしたちびかたつむりは、
最高に大きくてカラフルな素敵なうちを手に入れた。
でも、その結果、身動きが取れずに身を滅ぼしてしまったのだ。
なんて現実的な話だろう。
『身の程知らず』 頭に浮かんだ。
それを聞いたちびかたつむりは、大きな家を持たなかった。
納得です。
我が子達にはこの大きな家のカタツムリ、どう写るだろう。
読み聞かせてみよう。
レオ=レオニの本は、どれを読んでも絵がきれいなだけでなく、
人生教訓がちりばめられている。
子供にとてもいいものばかり。
他の本も読んでみよう。
レオ=レオニ展、ますます期待が高まります。