ちびうさが、誕生日にラビット・ワールドのチケットを貰って、家族全員で出かけるところから始まります。
ラビット・ワールドの乗り物がとても楽しいです。
うさぎ型のジェットコースターとか、人参型のボートとか眺めているだけで笑ってしまいます。
それと、あちこちで、人参をかじっているいるうさぎがいたりして、細かい部分まで丁寧に描かれています。
おっきくなったつもりで、ひとりでエアドームで遊んでいると、家族の姿がありません。
迷子になって、また、おっくなんかないやとママにくっ付くのですが、こうしたことを繰り返して成長してくのでしょうね。
読後感が、ほのぼのして優しい気持ちになること請け合いです。
話は、そんなに共感を覚えるというところまではいきませんでしたが、やはり、今回引き付けられたのは、細かい描写に拘った絵です。
小学校1年の次男も、本当に楽しく絵を見ていました。
小学校低学年からとありますが、もう少し小さくても大丈夫な読み聞かせ向きの絵本だと思います。