年取ったねこと、こねこの姿を通して、親と子の距離の保ち方を教えられます。
「じぶんでれんしゅうするがかんじん。」というコトバが何度もでてきたのが印象的でした。手とり足とり教えてあげるのではなくて、子どもの自主性を尊重し、見守るという親の姿勢を、ねこから学んだ気がします。
ねこや犬などは、人間に飼われているといったイメージがありますが、飼われている動物のなかにも、家族のような親子のような絆があり、育て育てられる関係が築かれているんだなあって思いました。
こねこの成長を穏やかな気持ちで見守ることができる、おすすめの絵本です。