お金は人を変える。
よくもわるくも。そんなことを考えさせられるお話でした。
ペチューニアはある日、川の底で、大きな箱を見つけます。
これは、宝の箱だと思ったペチューニアは、私はお金持ちになった、自分は大したがちょうだと思います。
そして、みんなに宝箱のことを話すと、
みんなはペチューニアがお金持ちになれば、自分にプレゼントをくれるに違いないと思い、とらぬ狸のなんとやら、それぞれ欲しいものを考えます。
そしてペチューニアに媚びを売るような態度になってきますが、いつまで経ってもプレゼントが貰えないのでしびれを切らし、
しまいにはみんなが喧嘩になってしまいます。
宝箱だと思っていた箱は、結局は空のトランクで、最後は平和が戻るのですが、
お金が絡むと、こんなにもややこしいことになるんだなと、子供にも分かるように描かれていたのが素晴らしかったです。