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日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?

日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?(童心社)

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まんげつのよるに」 くろいうさぎをさがしていますさんの声

まんげつのよるに 作:木村 裕一
絵:あべ 弘士
出版社:講談社 講談社の特集ページがあります!
税込価格:\1,100
発行日:2005年11月
ISBN:9784062528788
評価スコア 4.44
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みんなの声 総数 26
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  • 「あらしのよるに」から6巻と、特別編を立て続けに読んで、
    やや落ち着いてから、この物語を読みました。
    「ふぶきのあした」も、最後の方は涙を流しながら読みましたが、
    この本は最初から切なくて。

    夢から覚めるメイ。自分を責めながらみどりのもりをさまようメイ。
    涙も出なくなってしまったメイ。
    そして生きる力を失いかけたメイの思いとして語られる一節、

    「いきものって みんな いっしょうけんめいで、
     みんな はかなく、 それが いじらしくて、
     おもわず ほほえんで しまう。」

    というところは、心にしみてきます。

    それと、ここまでのシリーズでは、私自身それほど
    (世で言われているほど)感じなかったことなのですが、
    後半でメイが心の中でつぶやく言葉、

    「もう にどと あの やさしい めで
     わたしを みては くれない。」

    というところで、初めて、ガブとメイの関係が、
    恋愛にも似たものに思われて、いっそう切なくなりました。

    そして、あの言葉で、2人の世界がまた寄り添っていく。
    いいですね。 これで、全ての物語がつながるんですね。

    最後のシーンは、あらゆるものを超越した2人の、
    すがすがしささえ感じさせてくれる、
    すばらしい終わり方でした。

    投稿日:2005/12/19

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