まず、「サカサンボ」という言葉の響きに食いついた息子。
「さかさま」ではなくて「さかさんぼ」という音が何だか
面白そう…、表紙も何だかおかしなことになっているぞ…、と
読み始める前から目を輝かせてくれました。
大人は…というと、初めてこの本をめくってみて嬉しかったのは、
子どもの「さかさんぼごっこ」にお父さん、お母さん、妹の家族が
何も質問せずに自然と付き合ってくれていること、そしてその
滑稽な様子が描かれていることです。読まれた方はきっと、本当ならとても慌ただしい朝の一コマが「さかさんぼごっこ」によって温かい家族の雰囲気に包まれていることにお気づきになると思います。
さて、読み終わった息子、早速「うちもあしたやってみよう!」
とのこと。それはちょっとご勘弁を…。