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愛すべきおじさん
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投稿日:2007/02/02 |
大事なかさを雨の日にぜったい開かないおじさん、こどもの歌に刺激をされてかさを開いてよろこぶおじさん、どこまでいってもユーモアにあふれ愛情をよせずにはいられないおじさん。絵で表わされるその喜びようったら、読んでいるほうも我をわすれてうきうきしてしまいます。
かさのかさたるべきありようを知り、その喜びをかみしめるおじさんですが、私はかさをささずにいる偏屈なおじさんも大好き。そしてそんなおじさんだから、今度は晴れの日にもかさを開いて歩くことに・・・
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ぬくもりのつたわる絵
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投稿日:2007/02/02 |
厳しい寒さのなかでのお話ですが、狐の親子の会話や身体の丸み、雪の質感、夜の灯りなどなどからぬくもりの伝わってくる絵です。ほっとやさしい気持ちになります。
母狐は街が近づくと動けなくなってしまって、子狐を一匹で行かせます。体が動かなくなるほどこわい場所に大切な子どもを一人で行かせるなんて・・・。戻ってこないことも覚悟していたのかもしれない、と考えると子狐が戻ってきたときの母狐の喜びと「人間ってほんとにいいものかしら」と何度も自分に問うその姿にまた共感します。
新美南吉の美しい日本語はぜひぜひ子どもたちに伝えたいものです。
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準備ができたら
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投稿日:2007/02/02 |
「かみのぼうし」「あたらしいラッパ」と共にもりにさんぽに行くと・・・もう想像の世界に入っていく準備は整っているのです。
動物たちはそれぞれがそれぞれのスタンスでぎょうれつに参加していきます。ぞうもくまもさるも、そしてうさぎもみんな楽しそうです。白黒の絵本ですが、ぎょうれつができるころには色をつけ動き出している(ように見える)のです!!
おとうさんの「きっと、またこんどまでまっててくれるよ」という言葉でこの世界はおしまい。子どもの世界に理解を示して言葉をかけてくれるおとうさんは最高ですね。
保育士として、「ぼく」の動物への接し方も「おとうさん」の子どもの世界への寄り添い方も見習いたいと思うところがたくさんです。
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片方なくしたてぶくろは・・・
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投稿日:2007/02/02 |
子どもの頃はてぶくろをよくなくしてしまった私。道に忘れられたてぶくろはきっと、小鳥か小人か誰かのおうちになっているにちがいないといつも考えていました。
てぶくろの中にこれでもか、というほど動物たちが次々に入っていく・・・てぶくろも段々お家のような形になっていきます。子どもが誰でも想像するようなことが、しっかりとした物語の世界になっています。すてき!
ちょっとリアルに描かれ、でも洋服を着て二本足で歩く動物たちの姿がまた実際にありそうな、でもなさそうな・・・微妙な世界観を守っていると思います。一見こわく見えても実は癒される絵ですよね。
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おっぱいは、でません
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投稿日:2007/02/02 |
「チューチュー、こいぬが、トリのおっぱいのんでるよ、みたいだけど、おっぱいは、でません」
なんて痛快な文章なんでしょう。
「チューチュー○○ おっぱいは、でません」の繰り返し。
はじめはおっぱい大好きな子どもたちにこんなの悲しくないかしら、と思いました。でもその大好きなおっぱいを求めて色々なものをチューチューしてみるその愉快っぷりが伝わるようですね。
私としては「チューチューせんせい」も入れてほしい・・・
最後はおかあさんにやっと会えて「おっぱい、いっぱいのんでるよ」とほっとして終わります。
やっぱりおかあさんのおっぱいにかなうものはない?!
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