季節
新装版 ゆきがやんだら

新装版 ゆきがやんだら(Gakken)

一面真っ白の雪景色で、心が温まる親子のおはなし

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KKKKK

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KKKKKさんの声

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なかなかよいと思う ドキドキわくわく  投稿日:2013/08/08
ぼくのふとんは うみでできている
ぼくのふとんは うみでできている 作: ミロコマチコ
出版社: あかね書房
タイトルからして、ふとんがうみ!?と興味をそそりました。
中ページのタイトルのページからして、暗い背景で怖いんだけど、何かが起こりそうなドキドキ感があって、わくわくしながら読み進めることができました。

なんじゃそりゃ!?という、つじつまの合わなさが、子供世界そのものな気がしました。空想したり、夢を見たり、そういう感覚で夜が過ぎるイメージ。

夜のお話は、怖いものや、外にこっそり出かけるものが思い浮かびますが、これはふとんの話なので、寝るのが楽しくなるような、おふとんがちょっと好きになる話だと思いました。

もっと遊びたいと思って、起きてたりするじゃないですか。
でも、この絵本を読むと寝るのも楽しそうだな、と感じます。

絵も良かったです。
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ふつうだと思う じゃーむすくん  投稿日:2013/07/01
じゃがいもポテトくん
じゃがいもポテトくん 作・絵: 長谷川 義史
出版社: 小学館
ジャガイモにちなんだ人名っぽい名前が面白く、主人公はじゃーむすくん。

表紙の顔が、クラスメイトにひとり、こんなジャガイモみたいな子がいたなーと思って読んでみました。

かなしいはなしです、、、と続くので、どうなるのかなぁと不安になりましたが、最後は、うん、あぁ、そういうことか。

大人が読むと、描かれていない結末を想像してしまい、よかったね、とは言い難いですが、子供が読む分にはセーフ、なのかな。

同じお店から買われたジャガイモが、そういう料理になるのか、と知ることができるのは楽しいと思います。
参考になりました。 0人

なかなかよいと思う ひとと違うってそんなに駄目なの?  投稿日:2013/06/28
わたしはあかねこ
わたしはあかねこ 作: サトシン
絵: 西村 敏雄

出版社: 文溪堂
黒猫お父さんと白猫お母さんから生まれた「あかねこ」
「どうしてこの子はあかいのだろう?」

黒、白の遺伝子を引き継いできた一緒に生まれた兄妹からも
「どうして自分たちと違うのだろう?」

そう疑問に思うのは自然なことだと思います。

そして家族たちは「あかねこ」をどうにか白や黒にならないものか、と頭をひねってくれるのですが、それをあかねこは「自分のあかいろを受け入れてくれないのはなぜ?」と悲しく感じるのです。

家族はあかねこに思いやりを持っているつもりだと思うんですが、実はあかねこを傷つけていたんですね。

ハッ!としました。

どんな自分でも愛してくれれば幸せになれるのに。

ありのままの自分を愛してもらえないことがこんなに悲しいことだとはおもいませんでした。

最後に、あかねこは幸せになることができたので、ホッとしました。

反面、少し悲しく感じることもありました。

テーマはなかなか深刻だと思いますが、それをわかりやすく伝えてくれる良書だと思います。
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自信を持っておすすめしたい いとおかし、あらら、たかこちゃんの口真似をついつい  投稿日:2013/05/13
たかこ
たかこ 作: 清水 真裕
絵: 青山 友美

出版社: 童心社
母の名前と同じだったので、何かの機会にプレゼントできるような内容なのかな?と思って読んでみました。
平安時代の世界からやってきたようなたかこ(名前が小町などではなく、微妙に昭和な感じなのが面白いですねw)がクラスメイトに加わります。
こんな転校生が来たらどうなるんだろう、と私も興味津々です!

セリフが古文そのままなのでお子さんには「?」でしょうが、それがまたいいと思います。
古文や百人一首など興味が出るキッカケになるのではないかな。

他の子とは違うたかこは、ちょっとしたことがキッカケで話し方などをからかわれたりする場面もありますが、理解してくれる優しい友達がいたりして、人と変わっててもいいんだな、反対に変わっている子がいることもあるんだな、と気づかせてくれます。

子供が読んだらたかこのセリフを真似するんじゃないかな。
母にプレゼントしたら笑ってくれそうな絵本だと思いました。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 童心に還れた気がします  投稿日:2012/12/28
おちゃのじかんにきたとら
おちゃのじかんにきたとら 作・絵: ジュディス・カー
訳: 晴海 耕平

出版社: 童話館出版
絵に温かみがあり、色使いがお洒落です。
とらの猫のように表情が豊かで、とっても素敵です。
時代が昔の設定なので、レトロでかわいいところもあります。

さてお話ですが、とらがお茶の時間に来てめちゃくちゃな事をするんですが、家族は怒らないんです。はっ、とさせられましたし、絵にとらが悪さをしている間に女の子がとらをうっとり見ていたりして、私も子供のときに読んでたら、この女の子の気持ちのように、怒るって考えつかないんじゃないかな、って思います。とらが家にやってくる、なんて非現実的で楽しいことだと思いました。家族のとらがめちゃくちゃにしちゃった後の対応になんだか優しい気持ちになれました。人によっていろんな意味を感じられるかと思います。

著者の生い立ちも興味深いです。
大好きな絵本になりました。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 小学校の頃、何度も図書館から借りました  投稿日:2012/12/28
だるまちゃんとかみなりちゃん
だるまちゃんとかみなりちゃん 作・絵: 加古 里子
出版社: 福音館書店
私が小学校低学年(1980年代)のときいちばんリピートした絵本です。
だるまちゃんシリーズのなかで最も好きでした。絵もいいし、ストーリーもいいです。

それまでオニは豆まきなどで怖いイメージしかありませんでしたが、オニが好きになりました。雨が嫌いじゃなくなったのもこの絵本のおかげかも。空を見上げて、かみなりちゃんいるのかなぁと思っていました。

プールの場面は、ずっと眺めて空想して遊んだり、くもの乗り物など未来的な表現にワクワクしたり、ご飯の場面は本気でうらやましかったです。あと、助けてもらったら、お礼をするもの、という概念もなんとなく理解したように思います。(実際には助けれてはないんですけど、その気持ちを大事にするってところでしょうか)

だるまちゃんが家に帰ったとき、家族の様子が描かれていて、絵だけでどんなことを話しているか想像がつくのが素晴らしいです。おばあさんだるまが、傘を持って困った顔をしていて、もしかしたらおばあさんがプレゼントした傘だったのかな、とおばあちゃん子だった私はちょっぴり胸を痛めたものです。

最近、購入して再度読んだのですが、感動変わらず楽しかったです!
何度眺めても飽きません。おすすめです。
参考になりました。 2人

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