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夢の続きは、はっとする未来へ
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投稿日:2003/03/02 |
数々の賞を取ったアメリカの作者による、幻想的な絵が印象的な一冊です。
主人公の男の子は、買ったパンの紙袋をなげすて、ごみはいい加減に分別。隣の女の子が誕生祝にもらった木なんて、ぜんぜんいいと思わない現代っ子です。
その彼が、夢の中でみた未来は、ごみの山、エベレストの山頂にまで立つホテル・・・想像していた未来とは正反対でした。
いつまでもつづく夢のあと、やっと現実世界で目覚めた彼がとった行動とは・・・
夢と未来を下敷きに、環境問題を考えた物語なのですが、むずかしいことを考えなくても、その美しくも陰影にとんだすばらしい絵が、説得力をもって迫ります。
子供たちに読んで聞かせたい逸品です。
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そばにいてまもってくれるお友達
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投稿日:2003/02/24 |
こんは、きつねのぬいぐるみです。
あきが生まれたときから、ずっと一緒。
ある日、こんは生まれた街へおばあちゃんをたずねるたびにでますが、あきもついてくることに。
なにがあっても、「だいじょうぶ。だいじょうぶ。」
そういって、あきをまもってくれるこんが、とってもいじらしいです。
小さい頃、一緒に眠ったぬいぐるみのあたたかみを思い出す一冊です。
こどもたちも、お気に入りで、寝る前によく読みます。
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思わず笑ってしまいます
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投稿日:2003/02/18 |
足が遅いので、野菜しかたべたことのないオオカミさん。
ある日もらった「ぶたのたね」。
大事に育てて、実がなって・・・
たわわに実ったブタのページでは、何回読んでも、笑ってしまいます。
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異国の風
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投稿日:2003/01/19 |
初めて読んだとき、日本人が書いた本とは思えませんでした。
絵を描いた人がこの本の舞台になっているロシア人だからでしょうか。
叙情あふれる美しい絵と、昔話ではおなじみの森の魔物、美しい娘、娘を思う若者の物語が、ひととき、ロシアの村に迷い込んだような気持ちにさせてくれます。
魔物に馬にされながらも、頭を使って、若者に知らせようとする娘の一途さと、だんだん馬と老婆の正体をみやぶっていく若者の知恵。
子供向けの美しい絵本ですが、恋の物語でもあります。
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ねぎの時代劇!
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投稿日:2003/01/18 |
「はるがすみ〜、むさしのくにの、つちのかおり〜」
と、浪花節調にはじまるこの物語、個性的な絵と個性的な物語で、ぐんぐん引き込まれていきます。
「ゆうきのねぎじる」とか「あやしいきゅうりの浪人物」など、登場人物がみな野菜なのですが、とにかくおかしくて、笑えます。
細かいことがわからない子供も、ねぎ汁がばっバッと、とんだりするので、げらげら笑いながら聞いてくれました。
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5歳娘がにこにこ
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投稿日:2003/01/17 |
読み聞かせの会で、聞きました。
リズミカルなくりかえしの言葉が、なんだかユーモラスで、5歳の娘が、くすくす笑いながら聞いていました。
羊のパタポンが、無邪気でかわいく、まりーちゃんがかわいく、素直な気持ちにさせてくれるやさしい一冊でした。
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とっておきの庭のお話
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投稿日:2002/09/24 |
蓼科の絵本美術館でみつけたこの本はおばあちゃんの家でひと夏をすごす女の子ロージーのおはなしです。
おばあちゃんが丹精した花の咲き乱れる、すてきな庭で物語を聞いたり、ハーブをつんだり、お花の名前の由来をおしえてもらったり。
読んでいる自分が、少女にもどって、すてきな庭でおばあちゃんと過ごしているような気持ちになります。市川里美さんの絵がまた、うっとりするようです。
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