新刊
世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!

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やこちん

ママ・50代・兵庫県、女の子20歳

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やこちんさんの声

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自信を持っておすすめしたい 翼の使い方  投稿日:2017/10/26
つばさをもらったライオン
つばさをもらったライオン 作・絵: クリス・コノヴァー
訳: 遠藤育枝

出版社: ほるぷ出版
読み終わり「本を好きでよかった」と思えた一冊です。

吠え声だけで国を治めていたライオンの王さま。
だけど、自分の名前さえ
読むことも書くこともできない・・。
でも宝物はたくさん持っている。
気になるのは北にいる王さまは、壁に不思議な宝物があるという噂・・。
この最初のふせんの張り方、とても好きです。
すごいスピードでお話に引き込まれます。

翼をもって生まれた子ライオンが
翼の使い方を学んでいく様子や
北の王さまの壁の宝物の正体が本であることなど
キラキラした絵と同じくらい
本好きにはたまらないキラキラした展開。
そうそう、本ってすごいんだよ、おもしろいんだよっっと
叫びたくなるようなうれしさでした。

この本を読んで、
本好きな子が増えてくれることを祈ります。
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なかなかよいと思う もうちょっとなんとか・・  投稿日:2017/10/23
あたまのうえのかみさま
あたまのうえのかみさま 作: のぶみ
出版社: サンマーク出版
すべてに神が宿っているという「神様」のお話。
抽象的な話になりがちなのに
とてもわかりやすい展開にしてあるのですが・・。

私には、言葉の使い方が、ちょっと受けつけないものでした。
おふざけのセリフ回しが
このお話には合わない気がしました。
なんていうか・・・・国語力不足?でしょうか・・。

題材がいいだけに、期待して読んだので
そんなところが目についてしまったのかなぁ・・。
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自信を持っておすすめしたい こどものこころ  投稿日:2017/10/13
まって
まって 作: アントワネット・ポーティス
訳: 椎名 かおる

出版社: あすなろ書房
子供が、いろいろなもの対して興味をもつ様子を
「まって」という言葉だけで表現されています。
それに対する親の返答が「だめだめ」「まてない」
でもね
時間がないと、こうなっちゃうんですよー。
だから
お出かけは、少し余裕をもってってことでしょうか・・。

働いていた時にせかせかと時間を過ごし
妊娠出産子育てで
のんびりと子供の歩調で道を歩くようになってはじめて
季節の花や、お店の看板の掛け変わったことなど
わずかな変化に目が行くようになり
日常の景色がいきいきと目の前にあふれ出した・・。
私は、
そんな、幼い娘との時間を思い出しました。

大切な時間です・・。
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なかなかよいと思う ナンセンス絵本  投稿日:2017/10/13
30000このすいか
30000このすいか 作: あき びんご
出版社: くもん出版
なんか・・どこかで見た感じのタッチのナンセンス絵本な感じがしました・・。
長新太さんあたりで
こんなのありませんでした?

30000個のスイカの大移動は
かなりなインパクトですし
さいごの種だらけのお日様も笑えます。

子供に受ける本、なんでしょうね(^-^;
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自信を持っておすすめしたい 沖縄から  投稿日:2017/09/11
へいわってすてきだね
へいわってすてきだね 詩: 安里 有生
画: 長谷川 義史

出版社: ブロンズ新社
沖縄の小1の男の子の詩に
長谷川義史さんの絵という本です。

何の飾りもない、ストレートな詩が
平和を願う心を強くうつします。
式典で、この詩が朗読された時
地元沖縄のおじいおばあたちは、涙したのだそうです。

沖縄からの平和の詩ということが
とても意味深い気がします。
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自信を持っておすすめしたい 木は見ていた  投稿日:2017/09/11
だっこの木
だっこの木 作: 宮川 ひろ
絵: 渡辺 洋二

出版社: 文溪堂
物言わぬ木が、巻き込まれた空襲をめぐる人間模様を語ります。
人よりもずっと長寿だからこそ見つめ続けられた一人の少年の一生とリンクさせる手法は、なかなか奥深いです。
やわらかいタッチの絵で、包まれるような語り口。
それでも背中に隠した、戦禍の後。
人も木も
傷を背負ってもそれでも生きていく(生きてきた)という
切ない現実とは裏腹にも思える
「だっこの木」というタイトルがしみます・・。
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ふつうだと思う ノベライズ・・  投稿日:2017/09/11
絵本母と暮せば
絵本母と暮せば 文: 山田洋次
絵: 森本 千絵

出版社: 講談社
映画を絵本仕立てにしたという感じの本です。

映画のシーンを結構忠実に再現しているので
見たことのある人は、再びの感動に浸り
見たことのない人は、映画をみたくなるでしょう。
長崎弁のセリフがとても柔らかく
この世とあの世を行き来する、ファンタジー要素の強いストーリーに
とてもあってます。

原爆の悲惨さが伝わるのと同じくらい温かい気持ちになるのは
このお話の奥深さのせいかもしれません。
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自信を持っておすすめしたい 被爆ピアノが語るヒロシマ  投稿日:2017/09/09
ヒロシマのピアノ
ヒロシマのピアノ 作: 指田 和子
絵: 坪谷 令子

出版社: 文研出版
被爆ピアノが語り部になって
8月6日と、その前後のヒロシマが語られます。

被爆体験はとてもリアルで
窓辺にあったピアノがその瞬間弾き飛ばされて壁にたたきつけられる時の
「ガっ ダララララン」という擬音が
やけにリアルに頭の中に響きました。

壊れてしまったピアノが時を経て、修理され
別の使命を帯びて演奏されるさまは
希望の象徴のように感じました。
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自信を持っておすすめしたい 真実の重み  投稿日:2017/09/09
いわたくんちのおばあちゃん
いわたくんちのおばあちゃん 作: 天野 夏美
絵: はまの ゆか

出版社: 主婦の友社
実話だそうです。

写真が嫌いなおばあちゃん。
その、嫌いには、理由があった・・。

原爆が投下された広島で
家族がみんな死に、ただひとり残されたちづ子おばあちゃん。
原爆投下前に取った家族写真を生きてみることができたのは
このちづ子さんだけだったという現実と
そのために「写真をとる」ということにトラウマができてしまったことが
重く重く感じられました。
なくなった人たちはそれはそれは気の毒だけれど
生き残ったことを背負い続けて生きることも
辛い試練のようなお話でした。
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自信を持っておすすめしたい 花火の音  投稿日:2017/09/09
空にさく戦争の花火
空にさく戦争の花火 作: 高橋秀雄
絵: 森田 拳次

出版社: 今人舎
夏の大空に咲く花火。
その音が、ある種の記憶を呼び起こす・・。
そんなお話です。

思い出されるのは、戦地での艦砲射撃で
戦争体験により、落ち着いて花火を見ることさえできない・・。

以前読んだ戦争体験者の何かの資料で
通信兵が、特攻機が突入する際のツー音が耳にこびりついて
音楽を聴くことができないという話を思い出しました。
(ツー音と同じ音域が、だめなのだそうです)

音の記憶って、すごく強烈なので
このお話は、とてもリアリティがありました。

巻末に世界大戦に関する掲載もあります。
とても五感に訴えてくる本だと思います。
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