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きげんの悪い子どもに振り回されているお母さんへ
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投稿日:2023/02/13 |
思いっきり機嫌が悪い。機嫌が悪いことすら認めない。
全部、いや。なんか、いや。
子供がこのモードに入ると『もう面倒くさいなぁ』とうんざりしてしまうけど、絵本に出てくるおさるさんはとっても愛らしい。
そうそう、訳もなく機嫌が悪い日ってあるよね。一歩引いて見ると、こんなに可愛らしいのねと気づかされました。
おさるさんの周囲の対応も、程よい距離感で見習いたい。子供に振り回されている時にすぐに手に取れるよう、手元に置いておきたい一冊でした。
機嫌が悪くて仕方がない時に子供に読んで聞かせたら、自分自身を見てるように感じて、もっと怒られちゃうかもしれません。
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今はまだ、分からなくてもいい
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投稿日:2023/02/03 |
主人公達が小学校高学年なので、読み手もそのあたりの年齢を想定しているのだと思います。
その歳の子には、理解できても腑に落ちない内容なのでは?と1冊目を読んだときには感じました。
2冊目を読んだ時に、『今はまだ分からなくてもいいけど心のどこかに残して欲しい。もう少し大きくなった時に思い出せるように』ということなのではないかという気がしました。
大切なものを守るために誰かを少し傷つけてしまうこと、感情移入しすぎて苦しくなること、自分の将来に迷うこと。ストンと共感できるのは、多分もう少し先だけど、渦中で苦しい時にこの本のことを思い出して欲しい。
子供が小学校高学年になった時にはぜひ読んで欲しいと思いました。
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語り継ぐ、ということ。
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投稿日:2022/07/26 |
冒険物語といえば、仲間と時にぶつかり、協力しながら進んでいくというイメージがありましたが、本作は基本的に主人公が一人で考えながら困難を乗り越えていく点が印象的でした。今の時代の生き方を象徴しているようにも感じます。
北欧神話に関する前提知識がなくても十分楽しめますが、おそらく北欧神話に出てくるであろう神々等が突然出てくるので知っているとより楽しめるのではないかと感じました。物語が「古臭い」と語り継がれなくなってしまうと、忘れ去られてしまいます。このように別の切り口から神話に触れることで、昔からのものを語り継いでいくことは大切だなと思います。日本の昔話も、こういう作品が生まれてくれると嬉しいです。
作者はイギリスの方ということですが、構成が漫画に近く絵から動きを読み取ることができる年齢の子であれば、アニメーションを見るような感覚でページ数の割にすんなり読むことが出来ると思います。
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大きなキャンディーに憧れて
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投稿日:2022/04/21 |
私自身は小学生の頃に自分で読んだのが出会い。
探検そのものに憧れるというよりは、探検に出かけるまでの過程が印象的だった記憶があります。
内遊びが大好きで外に出たがらない息子に、外遊びの楽しさを感じてもらえるといいな、という思いで読みました。一度目は、お話のオチを理解出来てなかったみたいですが、読み終わってすぐに「また読んで」と言ってきたので気に入ってくれた様子。
外に出たがる、ということは無かったですが、お話の中で探検を楽しんでくれたと思います。
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さすが石井桃子さん
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投稿日:2021/05/23 |
子供らしい文体、というわけではなく昔話らしい語り口。いっすんぼうしの話を知らない息子にはまだ難しいかなと思いつつ読みましたが、読み終わった瞬間に「もっかい読んで!」と言われました。
読んでいてもリズム感の良さを感じ、さすがだなぁと思いました。
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あさごはんのまえに
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投稿日:2020/04/19 |
子供がなかなか起きられない日に読んでいます。
元気に起きられる日、やっぱり起きられない日がありますが
目はぱっちり覚まして聞いてくれます。
少なくとも、いい目覚めにはなっているようです。
それにしても、こんな風に余裕のある素敵な朝ごはんを食べたいものです。。。
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子供が予想外に気に入りました
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投稿日:2019/11/21 |
私が子供の頃に好きだった絵本で、秋と言えばこの絵本でした。
季節感のある絵本を読んであげたくて、でも車が大好きな男の子なので、あんまりぴんとこないかな、気に入らなかったら私が1人で懐かしく読もうと思いながら図書館で借りました。
まだ「秋らしさ」という概念がない息子は最初あまりお話のポイントが理解できていなかったようですが、子リスの幼さが残る行動や、家に家族が集まっている暖かさを感じたようで、予想以上に喜んでもらいました。
子供は黄色いリスの言動と、最後の一言が大好きです。
実家に行った時にそんな話をしたら、私が持っていたこの絵本を母が残してくれていて、親子で同じ本を楽しむことが出来ています。
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生き生きとした車たちが愛おしい
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投稿日:2017/06/12 |
まだ息子には難しいかなと思いつつ、引き込まれるような深くて綺麗な夜の絵が印象的で購入しました。
はたらく車たちの生活ぶりが生き生きと描かれていて、読んでいると人間の話をしているような気持ちになります。特にそれぞれの寝場所に帰って眠りにつくところの表現が穏やかで暖かいものとなっているので、読んでいる側もホッとして眠たくなります。
息子はまだ話の内容を理解してはいませんが、読んでいる私の顔をちらちらと見ながら機嫌よく聞いてくれます。
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絵の力
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投稿日:2015/04/06 |
真っ赤な表紙を見た時に、夢に出てきそう・・・と思わず手に取りました。
実際に、夢の中を旅するお話だったので幻想的な絵に納得。
12ヶ月を色だけで表している、と言っても過言ではない、鮮やかなページが続き、ページをめくる度に息を呑みました。こんなに色鮮やかな夢を見られたら素敵だな、誰の夢の中なのかな、とぼんやり考えつつ読んでいるものの、絵に圧倒されているうちに読み終えてしまいました。
本を読み終えてから、「あの時、ぴっぽは何故・・・」、「ぴっぽと羊はどこに向かったのだろう」というような疑問が色々と湧いてきました。本の中で明確に述べられている内容が少ないのですが、印象に残った絵を思い浮かべながらあれこれと想像をめぐらせてくれる余韻もまた楽しめました。
やや大人向けの絵本かなという印象でしたが、これをこどもと読むなら、読みながらどんな話をするのだろう、この絵本の持つ力や魅力を私はきちんと伝えられるのだろうか、と悩んでしまうほど静かな力を持つ作品だったと思います。
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