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二人の気持ち、よくわかります
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投稿日:2007/07/14 |
言葉や文章で何て表現していいかわからなくなる読後でした。
教え子が必死になってこの絵本の再販を待っていました。たまたま一緒に入った書店に置いてあったのを見た時は喜びのあまりでしょうか、大きい声をあげていました。とてもいい絵本なのだそうです。
私も持っていたはず、実家の本棚にあるはず…。この絵本をつい最近になって約20年ぶりに発見しました。あったはずのところではない所にありました。日本にての初版本。
私はこんなねえさんではなかったなぁ、今となってはこの妹の気持ちもわかるなぁ、じっくりじっくりこういった思いがこみ上げてきました。素直な気持ちになりました。作者のシャーロット・ゾロトウは〈子ども時代をのぞく窓をもった詩的な書き手〉と評価されている絵本作家なのだそうです。
原文と比較しながら読むのもいいかもしれません。
学生達に紹介したい絵本がたくさんあって嬉しい悲鳴をあげています。
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ほのぼの、にこにこ
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投稿日:2007/07/14 |
公園に住んでいるパーシーと仲良しの動物達のお話しです。
遊んでいる時に古井戸に落ちた小さなうさぎを、みんなで助けるのですが、結末が面白い。気がつけばみんなで引っ張っているロープの一番後ろにそのうさぎがいるのですから…。絵がほのぼのとしていて、ニコ〜っとしてしまいます。
どういう経緯で入手したのか全く記憶はないのですが、今は絶版のようです。
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暑さも清涼感も伝わります
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投稿日:2007/07/13 |
幼稚園の主任をしている友人から、「子ども達はトマトさんにはまっている」という報告を受けたのは昨年の夏のことでした。私もはまりました。
川に入れないトマトさんがこのままでは干涸びてしまうのではないか…と心配しました。とかげ達の協力で川の中に入ったトマトさんの活き活きとした表情からは涼しさが伝わってきます。短絡的な言い方ですが、『夏にぴったり!!』の絵本だと思います。
学生が授業で読んでくれました。こういったワクワクどきどき…ほっとする絵本、いいものですねぇ。
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紹介されなかったら手にしない絵本
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投稿日:2007/07/13 |
2年生の授業では、毎時間ごとに2人の学生に絵本を読んでもらいます。これは学生が選んで読んでくれた1冊、「5歳の従兄弟が大好きだから」とのことでした。声と読み方がマッチしていて見ている学生達の笑い声が絶えませんでした。彼女が読んでくれなかったら、私は絶対に手に取らない絵本であったと思います。何故なら「こびと」なのにかわいらしくないからです。
しかし、決してかわいくないこびとの生態や特徴をわかりやすく(?)紹介してあります。「ずかん(図鑑)」ではなくて「づかん」というのもいい感じです。続編もあるようなのでさっそく注文しました。
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読む前にお約束…
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投稿日:2007/07/09 |
ばばばあちゃんの痛快・豪快なお話しは、どれも面白くワクワクして最後はすっきりします。中学生の頃修学旅行先で、夜友達と枕投げをやったことが思い出されます。集団で宿泊する日本人ならではの経験が、この絵本では雑巾投げという形なっているのでは…と思いました。ダイナミックな雑巾投げもすごいが、お掃除をいぬとねこに任せて暗くなるまでどろんこ遊びに興じられるばばばあちゃんもすごいです。
お行儀が悪い、言葉使いが悪い、と感じられている方もいらっしゃるようです。この絵本を読みきかせた後に子ども達のお行儀や言葉使いが悪くなった、と感じたことはありませんが、それが気になる方は読む前に「とっても面白いお話しだけど、みんなは真似しないでね…」など約束してから読んだらどうでしょうか。
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生活経験の共有
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投稿日:2007/06/04 |
最初のページの「おーくん おんぶ」では、おーくんの手は下がっています。たくさんのぬいぐるみをおんぶした後の「おーくん おんぶ」では両手を上げています。
乳児の絵本では「繰り返しと呼びかけ」を大切にすること、を福音館書店の方から伺いました。今、まさに大きくなっていて、それが楽しくて仕方のない子ども達には不可欠なものでしょう。
バランスを崩して倒れてしまったおーくんでしたが、ママにおんぶしてもらって反ってごきげんの様子です。日常生活での経験の共有は、字を覚えたり、数を数えたりすること以上に今の時期にしか出来ない大切なことだと考えます。それも親子だからこその醍醐味があるはずです。絵本を読んであげるのと同様に、おんぶもたくさんしてあげてほしいと思います。
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ともだちって…
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投稿日:2007/05/26 |
「ともだち」をテーマにした絵本はたくさんありますが、考えさせられる1冊です。
勤務校の学生の年齢は18歳から40代まで様々ですが、時間の経過とともに年齢を越えた親しい友だち関係が成立しているようです。
この絵本には、ともだちについて色々な条件が挙げられているけれど、すべてをカバーするのは無理でしょう。いくつかがあてはまったら、あるいは1つでもあてはまったら「ともだち」。会ったことがなくても…。
中川正文先生から絵本とともに戦争と真の平和についてお話しを伺いましたが、こういう絵本も幼児から読んであげてほしいと思いました。「ともだちって すばらしい」のですから。
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星 ほし ☆
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投稿日:2007/05/26 |
私自身は真剣に考えたことのないテーマですが、とてもわかりやすく書かれているし、絵もシンプルでしかしインパクトのあるものです。
幼い頃あるいは現在も同じ疑問をお持ちになった方はたくさんいらっしゃると思いますが、この1冊で案外すっきり!してしまうのではないでしょうか?
初版は「月刊かがくのとも」だったそうです。再販されてよかったと思います。科学的に取り上げることで意識が生まれるし、興味関心も深まるのではないかと考えます。
まず5〜6歳の子ども達に読んであげてほしいです。
実際の星は☆の形ではないけれど、私たちの目に映る「☆」この形が子どもにも大人にも受け入れられるのでしょうね。
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子どもだけの経験
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投稿日:2007/05/18 |
「もりのかくれんぼう」「めっきら もっきら どおんどん」「もりのなか」「まゆとぶかぶかぶー」を彷彿とさせる絵本です。
子どもならではの体験は上記の絵本の中にもでてきます。
それがかつての子どもも経験したこととなると、真実味も増し、お話しが豊かになっています。こういうお話し大好きです。想像力を駆使して、みほの立場になったり、おばあちゃんの立場になったり…を楽しむのも愉快です。
いのはなめしってどんな味なのでしょうか?きのこ好きには気になる所です。
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子どもだけの経験
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投稿日:2007/05/18 |
清らかな心を持った子どもしか経験できないことがあるそうです。例えば、遠野(岩手県)でざしきわらしに出会えるのも、ドイツの森で小人達に出会えるのも…。(子どもの頃、それでも私は会いたくない!と思っていました。)かおるがおれんじいろのとらねこに出会えたのも、不思議な電車に乗った体験もそれと同じではないかと感じます。少々不安が募っていたけれど、お父さんに会えた時の嬉しさは格別だったのではないでしょうか。おれんじいろのねこのことをちょっとしか思い出さなかったのですから。
子どもがお父さんを「かさもっておむかえ」することはもはやほとんど経験することがなくなって来たように思います。タクシー、コンビ二、百均などの出現が、この人間関係を消してしまいつつあるように思いました。
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