ロングセラー
どんなにきみがすきだかあててごらん

どんなにきみがすきだかあててごらん(評論社)

日本語版刊行30周年♪想いのつよさをくらべっこ♥

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新刊
世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!

まやまこ

じいじ・ばあば・70代以上・大阪府

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まやまこさんの声

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自信を持っておすすめしたい 思いがかなうこと  投稿日:2014/01/09
月のしずくの子どもたち
月のしずくの子どもたち 文: ローラ・クラウス・メルメッド
絵: ジム・ラマルシェ
訳: 灰島 かり

出版社: BL出版
小学校の低学年の子供たちに読みました。彼らは食い入るように見ました。

月のヒカリの中で語られるように、絵は伸びやかで美しく、不思議なイメージで迫ります。「子どもが欲しい」という夫婦の願いは、月のヒカリのしずくの化身、小さなこどもたちとしてやってきます。災難が次々、親子に襲いますが、夫婦はそんな壊れそうな子どもたちを必死で守ります。そして、ついに夫婦に人間の子どもがさずけられるのです。
 絵本を前に、子どもたちは、本質的なところをきちんととらえてくれたようです。
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自信を持っておすすめしたい 主人公のキャラクターのおもしろさ  投稿日:2010/08/24
あくたれラルフ
あくたれラルフ 作: ジャック・ガントス
絵: ニコール・ルーベル
訳: 石井 桃子

出版社: 童話館出版
幼稚園から小学校低学年に興味をもたれる絵本。
表紙から赤いねこラルフの強烈な表情、人形の首をもいでいる姿の絵にこれから始まる物語に興をそそられるようです。
この行動的なギャングエイジのラルフがしでかすひどいいたずらにまず、圧倒されるようです。しかし、ラルフがサーカスに置き去りにされることになったときには「え!わーひどい」といっていた子どもたちは口を閉じ、神妙な顔になり、しーんとなります。ラルフが空腹でいじめにあいながら家に帰る道中の哀れなラルフに自分を重ねだしました。

どんなにえらそうにいたずらをしていても、外の世界は厳しいのです!
さびしくなって、泣き出しますが、迎えに来た家族と抱きい・・・・。

でも、その怖い経験の後は、お利口になるかって?あーあー。そうはいかないのです!このすがたはまさに子どもなのです。

石井桃子さんの訳はお話にぴったりあっています。
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なかなかよいと思う あそびと直結  投稿日:2007/03/03
ちびすけ どっこい
ちびすけ どっこい 案: こばやし えみこ
絵: ましま せつこ

出版社: こぐま社
ちいさな子ども2歳から3歳くらいは片足をあげれるようになるのがおもしろく好きなんですね。お相撲さんはテレビでおなじみ。そこで、「できるかな」といってこの本の「ちびすけどっこい、はだかでこい」と調子をつけて囃子言葉のように繰り返し読みます。ページをめくるたびにまかして強くなる男の子!まるで自分が強くなってゆくように喜んでまねっこします。「どっこい、どっこい」と。
この時期の本はまねっこと遊びと本が一体化してるのですね。
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自信を持っておすすめしたい エネルギーの開放  投稿日:2004/09/17
きょだいな きょだいな
きょだいな きょだいな 作: 長谷川 摂子
絵: 降矢 なな

出版社: 福音館書店
「えほん?子どもっぽい!」なんていう小学校の5年生の子どもたちと一緒にイベントに『きょだいなきょだいな』をとりあげていっしょに読みました。というより詩の暗唱みたいに何回もうたいました。ぼそぼそとしか声が出なかった子どもたちが降矢ななさんの絵と長谷川さんの言葉に助けられてその世界が乗りうっつたみたいにイベント当日は大声でうたうことができ、聞いている人も開放されたといいました。
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自信を持っておすすめしたい 「しあわせ」を感じた最初の絵本  投稿日:2003/11/04
ちいさいおうち
ちいさいおうち 作・絵: バージニア・リー・バートン
訳: 石井 桃子

出版社: 岩波書店
この本は私が気に入って娘の1歳の誕生日にプレゼントしたものでした。私が絵本を読んでいるのをいつも聴いていた娘でしたが、そのときは何の反応もとりたててありませんでした。小学校の頃、時々一人で眺めいっていました。高校生のとき私に「今でもお家が真ん中にあって、周りに花や木があって鳥が飛んでいて、犬がいて、ねこがいて、人間がどこにどのように描かれているかちゃんと覚えているよ。何回みても季節が巡る場面はあきない場面だった。でも、一人で本を見るとき、ちいさいおうちがスモックや開発で汚れて忘れられていく背景が黒くなる場面は怖くて飛ばしていたわ。でも最後にまた家族が面倒を見てもとの花咲く丘にお家が行くことになりほっとしたなあ」と思い出を語ってくれました。この本は色と形で文字が読めなくとも小さいお家の壮大なドラマを語っています。娘がこの本の最後のページに当時覚えたばかりの拙い字で「そしてしあわせにくらしました。おしまい。」と落書きをしているのを見ると、子供にとってお話の終りはいつも幸せになることの大切さをあらためて思います。また幸せはどういうことかを子供なりに始めてこの絵本で感じ取ったのだと思います。抽象的な幸せという言葉を物語と構図をマッチさせ、工夫したこの絵本は主人公の「ちいさいおうち」と同様に何代も何代も人々から大切に愛され続ける本であろうと思います。古典中の古典です。
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【連載】絵本ナビ編集長イソザキの「あたらしい絵本大賞ってなに?」

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