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読み聞かせ中に泣いてしまった
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投稿日:2023/05/30 |
ぬいぐるみを持つ娘に、大事にしてほしいと思ってこの本を読みました。
とても丁寧な絵で繊細な色使い。雨の場面では冷たさや取り残された寂しさが痛いほど伝わってきました。だからこそ、翌朝持ち主の女の子が見つける場面では、心から嬉しくホッとさせてくれます。
この場面、とてもお気に入りなのですが、私はどうしても泣いてしまいます。読み聞かせ中に泣いて、読むのが止まってしまったことも。
公園で遊ぶ場面や、家に帰る場面では、わすれものに至る過程が絵だけで表現されていて、我が家の娘はそれを見て「わすれてるよ」と指摘していました。隅々まで絵を見たくなる素敵な表現だと思います。
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結婚祝いに送りたい
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投稿日:2023/05/30 |
女の子と男の子が、全く違う道を歩んできて、本の真ん中で出会い、新しい道に進んでいく。
分厚く場所をとる本ではあるが、親しい人の結婚祝いに是非送りたいと思える一冊です。
絵柄も素敵で、大人へのプレゼントに十分なる絵本だと思います。
ちなみに私は、コーヒー飲みながら、この本の道をゆっくり辿るのが至福の時間だったりします。
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3歳児には大ウケ
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投稿日:2023/05/16 |
自分が子どもだった時に大好きだった絵本。
3歳の娘に読み聞かせてみました。
途中で本を縦にする場面では、おばあちゃんと同じように「あれあれぇ」と笑いながらひっくり返り、温泉が湧く場面では、「どっかーん」に合わせてゲラゲラ笑っていました。
どこが面白かったのか聞いてみると「電話も猫もみんな空に飛んだこと」、「飛んでいるのに電話していること」だそうです。何度読んでもここでゲラゲラ笑っています。
テンポよく進むお話は読み聞かせしやすく、どうなってしまうのかドキドキさせてくれます。
大人の視点で見ると、新しい挑戦に躊躇してしまう自分には、行動力の塊のおばあちゃんがとても羨ましく映ります。
さすがに無謀という声もレビューでは見ますが、自分はとても好きです。いや、やっぱり身近にいると大変かな…
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絵も明快な伝記もの
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投稿日:2023/05/15 |
恐竜好きの3歳の娘に読み聞かせするために手にしました。
この本を読むまで、メアリー・アニングさんを存じ上げなかったので、親としても偉人の活躍や当時の男性社会の実態を知ることができて良かったです。
絵は、不遜な表情の学会の男達、崖の発掘現場を見上げる強い表情のメアリーさんなど、どれも明快で、幼い子供にも女性が活躍しづらい中で夢中に頑張っていたことが伝わっているように感じました。
本編ではありませんが、巻末には日本の現役の女性研究者のあとがきがあり、現代の実情を知る一助にもなります。子供に読み聞かせるには難しい内容ですが、個人的にはとても嬉しい心配りでした。
恐竜好きの子どもや、何かに夢中になろうとしている女の子などにおすすめしたい一冊です。
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逆から読んでも楽しめる
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投稿日:2022/08/24 |
3歳の娘に読み聞かせましたが、いつもと違う展開が気になるのか集中して絵本を見ていました。逆から読むと、起承転結がイメージしやすいので、小さな子どもに読み聞かせする場合はお勧めしたいです。
ただし我が家では、逆から読んだ後、もう一度読んでリクエストがあり、その後さらに逆から読んでリクエストがあり…とエンドレスになりましたが(笑)
絵柄もはっきりとした色遣いで、たくさんのキャラがページに描かれていてもしっかりと区別ができ、娘は指さして楽しんでいました。
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夢を持つこと、応援することの大切さ
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投稿日:2021/11/24 |
図書館の子ども向け職業紹介コーナーに置かれていて、たまたま手にしました。
ごく簡単にではありますが、バレリーナの日常とバレリーナを夢見る子の日常が描かれていて、バレエへの関心が高まります。2歳の娘は、作中の色んなポーズを早速真似してくれ、親としても微笑ましかったです。
プリマ役と思われる女性が黒人なのも良かったです。
ネタばれになりますが、最後の2人が抱き合うシーンはとても印象的で素敵です。人種も年齢も異なるけれど、バレエが好きという共通点をもつ2人が、夢について言葉を交わせるのはバレエに限らず色々なことに通じるメッセージだなと感じました。
それにしても、あんなに大きな劇場の舞台で、終演直後に舞台袖でサインをもらえるなんて。エマ!なんて羨ましいんだ!
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シリーズを読み返したくなる
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投稿日:2021/10/12 |
3部作の最終話ですが、期待に違わず素晴らしい作品でした。父との冒険にワクワクし、多彩な色使いに息を飲み、ラストにほっこり心温まり、描かれていない未来にも想像が膨らみと、これでもかと楽しい要素が盛り込まれています。
特にサブタイトルにある洞窟壁画のシーンは、絵の細部までじっくり見て、思わず前2作を慌てて読み返したくなる仕掛けが。
タイトルのリターンも色々な解釈ができて面白かったです。
父が子どものもとに「戻る」
女の子が冒険した世界に「戻る」
父も以前冒険した世界に「戻る」
色が世界に「戻る」
成長した女の子は男の子とともに、きっとあの世界に「帰る」
読者が童心に「帰る」
皆さんはどんなリターンを思い浮かべるのか感想を聞いてみたい。
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夢かどうか想像する余地が楽しい
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投稿日:2021/07/05 |
2歳の娘に読み聞かせしましたが、さすがに少し早すぎたようで、絵が可愛く興味津々でしたが、ストーリーを楽しむには、もう少し大きくなってからの方が良さそうです。
他の方のレビューにもありますが、「夢」が大きなキーワードとなっています。でも表紙・裏表紙の1枚絵や、最後のページの絵を見ていると、あれは本当に夢だったのかなと想像が膨らみます。
読み手に想像の余地を残してくれていて、大人が読んでも楽しい作品だと思います。
美術仲間のシマウマが縞模様の抽象画を出展したりと、クスリと笑えるところもお気に入りです。
子供が大きくなったら、是非また読んでみようと思える1冊でした。
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魔法の真似をする
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投稿日:2021/07/03 |
文章がリズミカルで、とても読み聞かせしやすいです。
タイトルにもなっている魔法の合言葉が印象的で、子供は毎回読む度に杖を振る真似をして、大きな声で「カタクリ コ〜ッ!」と嬉しそうに反応しています。
主役のハティーが可愛いのはもちろん、頑張り屋のリス、関心なさそうでいつも顔が見切れているネコなど、よく見ると出てくるキャラごとに個性が垣間見えるのも良かったです。
最後の魔法で出てくるもの…
色彩豊かでアッという驚きがページに広がりワクワクさせてくれます。
小さな子供を持つ人にお勧めしたい絵本です。
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歌が良い
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投稿日:2021/07/03 |
巻末にある歌を覚えて、そのフレーズに合わせて読んでみると楽しさが倍増します。
布団の仕掛けも面白くて良かったです。
残念だった点もあり。
作品に出てくるお父さんは寝坊してパジャマ姿なのに、お母さんは一番早起きしていて父と子どもの分の朝食を一人で作っているという最後の流れ。
いつの時代のステレオタイプかと。他が良かっただけにとても残念でした。
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