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ピンピン

ママ・30代・香川県、女の子4歳

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よいと思わない 幼児には…???  投稿日:2017/08/08
どこいったん
どこいったん 作: ジョン・クラッセン
訳: 長谷川 義史

出版社: クレヨンハウス
幼稚園で読み聞かせボランティアの保護者の方が読んでいると聞きました。が、私は、他にもっと多くの絵本があるなか、この絵本をわざわざ選んで読もうとは思いません。(私も長年おはなし会のボランティアをしています)

この絵本のイラストは洗練されていて、大阪弁も面白いかもしれません。

でも、この絵本の、大人なら面白いと感じるブラックユーモア的な部分(たとえば、大好きな帽子が目の目の前にあるのに気づかないクマ、会話する者同士が目を合わさない寒々しさ、結末がはっきり分からない不安など…)は、貴重な幼児期にわざわざ出会ってほしい世界とは私は感じません。

これは、お酒が大人にはストレス発散としてよいものだけど、子どもには害があるのと同じようなことだと思います。

幼い子には、もっと、心から納得できて、満足できる絵本と出会ってほしいと私は思います。
参考になりました。 6人

よいと思わない 子ども向けではないと思う  投稿日:2017/08/06
おこだでませんように
おこだでませんように 作: くすのき しげのり
絵: 石井 聖岳

出版社: 小学館
大人に気づきを与えてくれるための、大人のための絵本だと思います。公共の場で、集団の子どもたちに読まれる方もあるようですが、私には、大人が自分の反省と感傷を、子どもに押しつけ自己満足している状況に思えてなりません…
子どもが書いた「おこだでませんように」という願いが”いいお願い”で、それを書いたことで大人が変わる。これが、子どもの本当の心の成長で、心からの満足でしょうか?だとしたら、子どもを弱い者、低い者とみているような気がしてなりません。
子どもたちには、心から満足して、生きる力となるような絵本と出会ってほしいと思います。
参考になりました。 4人

よいと思わない 子どもはもっと強いはず…  投稿日:2017/08/06
ちょっとだけ
ちょっとだけ 作: 瀧村 有子
絵: 鈴木 永子

出版社: 福音館書店
下の子が生まれて子育てに奔走するお母さんお父さんが、上の子の気持ちを考えるきっかけになる、大人のための絵本だと思います。

公共の場(図書館や学校)で、子どもたちに向けて読む方もいらっしゃると思いますが、私は、子どもには読みたいとは思いません。
これを読んでもらった子どもは、どのように感じるのでしょうか?(そういう意味で★一つにしました。)
子どもは、なっちゃんのようにけなげであってほしいという、大人の願望が描かれているように思えてなりません。
子どもは、特に弟や妹ができた上の子ほど、ちょっとだけでなく、思いっきりだっごしてほしいと思っているはずです。そして、それで当然なのです。

貴重な子ども時代には、もっと、まるごと受け入れて愛してもらう喜びに溢れた、生きる力の栄養となるような絵本と出会ってほしいと思います。
参考になりました。 5人

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