元のお話のオオカミはただただ悪いキャラだったけれど、このお話は劇中劇という設定なので、オオカミも本当は悪いキャラではないというところが面白いですね。
しかも、元気のなくなってしまった里の人たちを、元気になってもらうために面白い劇をするというお話なので、悪いキャラどころか優しいオオカミというところが良かったです。
途中、おなかを縫った傷(役の飾り?)をつけて舞台にいたりと、細かいところのこだわりに思わず笑ってしまいました。
小2の息子も笑いながら楽しんで読んでいました。
試し読みでは見ることができなかった指人形の型紙も、どんな感じになるのか楽しみです。
発売されたらぜひ買おうと思います。