家から当たり前のように出される可燃ごみの行き先を、おおよそは知っているつもりでした。
燃やすことで発生する熱で温水プールが運営されたり、蒸気発電に使われたり、ごみを燃やすことと利用する取組みも理解できます。
でも、ごみを燃やすためにどれだけの作業があって、焼却炉の負荷がいかほどのものかを実感することはありません。
ごみ処理施設が決して魔法の場所ではないことを実感しました。
まして、焼却灰がどうなるのかということには考えが及んでいませんでした。
一部はセメントに使用されるそうですが、大半が埋立処理場で埋め立てられていることを知りました。
そのような受け皿のない自治体ではどうしているのでしょうか。
処理場にしても埋め立てられる限界があるそうです。
要は問題解決を先送りにしていることに思い至ります。
持続可能な社会を考える上で、さまつなことの負担がどんなものなのか、考える必要を感じました。