![出版社からの紹介](/images/shoukai_shuppansha.gif)
町にねむる思い出と子どもたちがであったとき、 ごくふつうの公園ではじまる 5つのふしぎな物語。
キミコに植えこみの奥から声をかけてきたのは、草を編んだお面をつけた人。ふしぎなことをたのまれます。「草のお面」
マユがおじいちゃんと歩いていたら、グラウンドの真ん中に古い電話ボックスがありました。電話のベルが鳴りはじめます。「もしもし、もしもし」
ピアノのレッスンに気乗りしないナオキは、誰もいない公園でふしぎな女の子と出会います。「雪空ピアノ」
公園に集まった、たくさんの人。結婚式、それともなにかの撮影でしょうか。近づくと、おじいさんに声をかけられます。「アルバム図書館」
小さな翼をもつペガサスのメメに乗って、リョウタはどこかなつかしい場所へやってきます。「メメ」
:::::::::::::::::::::::::::::::: 今では、「まほろ公園」という名前は知っていても、その意味がわかる人は、あまりいないかもしれません。 だいたい、まほろ公園で遊んでいる子のほとんどは、まほろ≠フ意味をまぼろし≠フことだとかんちがいしているようです。 なかには「まぼろし公園」とよぶ子もいます。 文字が、にているからでしょうか。 それとも、ほんとうにまぼろし≠見た人がいるからなのでしょうか……(本文より) ::::::::::::::::::::::::::::::::
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